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清掃の仕事をしながらネカフェ暮らしをしている霧生一希の趣味は、絵を描くこと。ある日、美術が好きなお金持ちの嵐山透に描いた絵を見られ、絵を買わせてほしいと頼まれる。絵描きとパトロンというタッグを組み、一希の絵を世界へと売り出していく!!
「アート」×「お金」の関係に切り込む、という背表紙の一文に惹かれて手に取りました。
その日を生きることに精一杯な一希と、お金や人脈などあらゆるものを持っている透は真逆の2人です。
境遇や価値観の違いによって衝突することもありますが、お互いの持っていないものを補いあっていて、とても良いタッグなんです!
また、一希と透は窓越しの出会いがきっかけで出会うのですが、一希が一人で考えるシーンや心理描写などのシーンでも窓が登場します。ぜひカフェの窓際に座って行き交う人を眺めながら読みたいなと思いました。
2人の力で一希の絵はいくらになるのか…今後の展開が気になる一作です!
知らない世界だ
絵を描くのも観るのも好きだけど、価値を測ることに関しては全くわからない...ので、この話が何処へ向かっていくのか、確信が持てません。
主人公は、ネカフェ生活から脱却できるんでしょうか。そういう次元の話じゃないか?
引き込まれました。
試しに一話読んでみたら、主人公から見える世界に感情移入してしまい、凄く引き込まれてそのまま購入していました。
パトロンとして名乗り出た透の存在感が強く、主人公とは正反対な境遇と性格で、いいバディになりそうだなー!なんて読んでいたら……。ネチャァってなりながら、追い掛けて来てくれた透はとても可愛かった
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