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現代人が「源氏物語」を読むときのハードルとなるのは、ひとつは言葉の違い(古文の読解)、そしてもうひとつは倫理観や社会規範の違いです。本書は、社会の在り方に長く向き合ってきた作家・山崎ナオコーラさんが、深く愛する古典「源氏物語」について、現代人ならではの読み方を考えます。より現代的な訳を目指した「ナオコーラ訳」も読みどころのひとつ。
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Posted by ブクログ
源氏物語を学校で読んで、雰囲気は良さそうだけど、読み解けないもどかしさを永年、持ち続けていました。 私と同じように読み進めたいけどギブだわ、と言う人にお勧めしたいです。 著者の思い切った切り口での分類も「なるほど納得」 若干、過激?ストレートな切り口なれど、、、 新しい源氏物語の導入本になると思い...続きを読むます。 ナオコーラさん、アッパレ!
受験対策として源氏物語の漫画を読んだことが出会いでそこから瀬戸内寂聴、田辺聖子などの現代語訳をいくつか読んできた。でも今の感覚で源氏物語を読むとこんなに捉え方、物語が違うんだという驚きを持って読み進めた。「え?そうかな?」と読み始め「あ、そっか。ほんとそうだ」と腑に落ちる。差別というのは無意識で善意...続きを読むの差別というのは生活の中で起こりうるし、お年寄りに対しての対応のくだんで膝を打った。自然としてるかも、、、と。源氏物語の登場人物を現代の感覚にあてはめて読むと新たな気づきがあるかもしれない?かな。山崎ナオコーラさんの源氏物語現代語訳を是非読みたいです。待ってます。
大河ドラマ「光る君へ」の導入として(今年は10年以上ぶりに大河ドラマを観ようとしている)。現代におけるいろいろな角度からの視点で『源氏物語』を切り取る試みは他書とは一味違ってなかなか面白い。「ロリコン」「マザコン」「マウンティング」「トロフィーワイフ」「エイジズム」など。山崎さんによる『源氏物語』現...続きを読む代語訳フルバージョンを読んでみたい。
現代の目で源氏物語を読むと素敵とは思えない世界だと思っていたが、その訳が分かり、腑に落ちた。ルッキズム、ロリコン、マザコン、性暴力・・目次を見るだけでもなるほどと思う。
かの源氏物語を現代の視点で自由に読み解いている。決してポリコレ的批判ではなく、物語に対する作者の愛情が感じられる。源氏物語そのものを読んだことがなくても、どのような話か知っている人なら十分に楽しめると思う。ナオコーラ訳源氏の全編が読みたくなった。
「あさきゆめみし」の登場人物を思い描きながら面白く読めた。光源氏は上からだよねー、理不尽だよねーと思ってたけど、それは現代の私達から見た違和感。そして若くない私も、今や感覚は昔のままでアップデートされていない。新たな視点で源氏物語を知れて考えさせられた。 物語の最後の方はあまり知らなかったが、これを...続きを読む読んで浮舟が好きになった。「形代」から一気に1人の人間として浮かび上がってきた。 著者は言葉一つ一つ、丁寧に選ばれて書いているんだろうなー。今一度丁寧に読み直したい本でした。
『源氏物語』を現代の常識で考えると恐ろしいことになります。 当たり前だけれど。 現代の常識とはかけ離れた物語ではあるのだけれど、面白い。 1000年経って、変わっているところもあるけど、実は変わっていないことも多々ある。 それが楽しい。 『源氏物語』は永遠ですね!
源氏物語の、ご都合主義な部分や現代の価値観にはそぐわない部分も認めつつ、それだっていいじゃない、または、それはおかしい、という点を、テーマごとにポイント解説している本。と書くと参考書みたいだけど、実際こういうのが高校の古文の授業であれば面白かったのにと思った。 平安時代、天皇を頂く貴族の男性中心社...続きを読む会で、(貴族の)女性はその道具でしかないというのは、今の価値観で考えるとひどいけど、世界史を振り返ればどこの王国やら帝国やらでも婚姻関係で繋がりまくりだった、そういえば。 一部の権力者や政治家等は、今も引き続きその伝統を守っていそう。 平安時代に限らず、結構最近まであったと思われる「夜這い」について。 いくらその前後に歌だの贈り物だのを散りばめたとしても、合意がなければレイプだよね、と言い切ってくれたことにはスッキリ。マザコンやロリコンについても、肯首。
源氏物語に触れるのは受験のとき以来。現代の感覚で読むとアウト!なできごとが多すぎて、もう笑ってしまう。 今の社会にはびこっている悪い習慣も、1000年後には、やっぱり笑ってしまうくらい滑稽だろうか。 ナオコーラさん訳の完全版が読みたい!
「ドゥマゴ文学賞」受賞の記事を見て、ずっと読みたかった古典エッセー本。 ナオコーラさんの文章はとてもわかりやすく、 平安時代が丸ごと現代にやってきたようなワクワク感があった。 「源氏物語」の読みにくさを越えるには ①現代語訳で物語を楽しむ ②平安時代の社会規範を知る 平安時代の身分制度はしっかり...続きを読むあるのに、婚姻制度はなく「正妻」のような人がいて「妾」のような恋愛相手が何人もいて…と、次第に「雅な世界」を裏側から覗き見ているような心境にさせられた。ルッキズム(容姿差別)、ロリコン、マウンティングなどの視点で登場人物をみていくと、これはさすがに酷いのではと思う場面も少なくなかった。 「若菜下」で柏木が女三宮にした行為は今なら犯罪だが、女三宮を「光源氏を裏切った人」との描かれ方は私でもモヤモヤしてしまう。 ジェンダーに興味を持つナオコーラさんは「なぜ人間はカテゴライズをしてしまうのか?」と問い続けていると言う。 文中で「女性」「男性」の言葉を排し「その性別の人間には〜」と書かれてあった理由がようやくわかった。 〔ナオコーラ訳〕はとても滑らかだ。 現代語訳『源氏物語』が出たら是非読んでみたい。
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