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あの美人探偵・上水流涼子が帰ってきた!頭脳明晰・貴山を助手に、今回も知略と美貌を武器に、難事件をズバッと解決!
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Posted by ブクログ
今回もスッキリばっさり解決してくれました。 痛快ながらもほろっとくる場面もあり、涼子と貴山コンビ今後も続いてほしい。 特に倫理的にあり得ないが好き。
2編目3編目がとても良い。 自分を大切にしてもらいたい時は自分も大切にしないといけない。 残されたものに悲しみも辛さも後悔も感じさせないために命を絶ってはいけない。 ドラマのイメージが強くなってしまったのは困ったものだ…
やっぱり悪をばっさばっさと斬っていく話は面白いな。話の展開も早いし、問題が解決した時の爽快感がいい。 『物理的にあり得ない』 依頼人もターゲットの人もクズ人間で、どうしようもなくてイラッとしたけど、上水流涼子と貴山が然るべき措置で解決。貴山の意外な一面が見れて良かった。 『倫理的にあり得ない』 ...続きを読むまたまたクズな人間が登場。クズな人間に涼子がガツンと言った時はすっきり。私はこの話が一番好きかな。父子の愛情にジーンときた。ここで貴山の人間性が分かった気がする。貴山は過去に色々あったんだろうなーと想像してしまう。 『立場的にあり得ない』 刑事の丹波が依頼。女子大生が精神を病んだ原因と「なんとかしろ」治せという依頼内容。これは無理だろ、と思ったんだけど…。若者たちの苦悩が悲しい。 仲間も一匹増えたことだし、なんとか赤字経営から脱出してほしいな。頑張れ、上水流涼子。 続編もぜひ読みたい。
涼子と貴山のコンビ、痛快で楽しい。 貴山の意外な弱点(?)も楽しい。背表紙にその子がいるのはそういうわけだったのね♪ その子のためにはなんでもする、という勢いの貴山がより好きになった。 今回の依頼の仲では、女子大生の件がとてもよかった。 あの短時間でやりとげたのは涼子ならでは。本当にかっこいい。 ぜ...続きを読むひとも第3弾を。 (ドラマもシーズン2を切望。)
三編で構成されてます。立場的にありえない、が一番長くて読み応えあります。上水流、貴山のコンビは健在ですね。
女性探偵が「あり得ない」事件の謎解きに挑む連作中編集。 シリーズ2作目は中編3編からなり、5編構成だった前作より描写が細やかになっている。 ◇ 台風一過後の青空を窓際に立って眺めていた涼子の背中に、領収書の仕分け作業を手伝えという貴山の不機嫌そうな声が掛かる。 こ...続きを読むこは上水流エージェンシー事務所。確定申告にはまだ4ヶ月あるが、仕事を溜めておくのが嫌いな貴山は会計処理のため領収書の束を仕分け中だ。 事務所の経営は本来なら涼子の仕事なのだが、経理一般は何事にも疎漏のない貴山に任せっきりにしてしまっている。その貴山に睨まれて涼子も渋々仕分けの席に着いたとき、目の前の電話が鳴った。 古矢という男からの仕事の依頼だった。 (第1話「物理的にあり得ない」) 全3話。 * * * * * 柚月裕子さんのライトミステリー、上水流涼子シリーズの続編です。 今回のサブタイトルは「究明」となっていて、前作の「解明」からレベルアップしています。 第1話は、レッドリストアニマルの不正取引に関わる事件。 着手金 100万は手にしたものの、犯人と同じ穴のムジナだった依頼人まで警察送りにしたため、涼子たちは成功報酬を諦めることになりました。 第2話は、6年前に離婚した夫から息子の親権を取り返して欲しいという女性からの依頼。 調査の結果、裏に隠された依頼人の陰謀に気づいた涼子たちは、陰謀の芽を摘み取るとともに依頼を断ってしまいます。 おまけに着手金の10万円も叩き返したため、まったくのタダ働きに終わりました。 第3話は、生きる気力を失い摂食障害になった女子大生について、原因をつきとめてケアしてほしいという依頼です。 畑違いの仕事ですが、腐れ縁のある丹波刑事に泣き落とされてボランティアで引き受けることに。これも当然タダ働きです。 今回は「人として見過ごせない」というヒューマニズムから涼子たちが依頼に向き合う話でした。 それにしても、事務所の家賃の支払いにも窮するほど資金繰りが悪化している涼子たちが、真相「究明」のために採算度外視で依頼に取り組む姿はなかなか魅力的でした。武士は食わねど高楊枝。こんな痩せ我慢は結構好きです。 ところで本作にはサプライズがありました。それは作品を通して描かれる、貴山の意外な側面です。彼は無類の動物好きだったのです。 人間に対してはクール過ぎる態度の貴山ですが、成りゆきで保護したレッドリストアニマルのカラカルにはベタ甘で、涼子が呆れるほどでした。 さっそくカラカルに「マロ」と名付けた貴山は、ペット可で適度な広さのあるマンションへの転居を真剣に考えます。もちろんマロがストレスなく過ごせるためで、その入れ込みようがあまりに微笑ましくて思わず笑ってしまいました。 ともあれ、さらに続編を期待できるような終わり方に、ニンマリして本を閉じました。
第2弾、3編収録。 (物理的にあり得ない、倫理的にあり得ない、立場できるにあり得ない) さくっと読めて爽快。 ドラマも見れば良かったな-。
元弁護士の上水流涼子とIQ140の万能な貴山が様々な依頼を解決していく2作目。今回は行方不明の車を探す、親権を奪い返す、自殺未遂の女性を救えといった内容。めちゃめちゃ読みやすくて面白かったが、今回はどちらかというと貴山の活躍の方が多かった。もう少し上水流涼子の活躍が見たかった。
安心して読める。 遠山の金さん的だろうが、気風のいい涼子さんと有能すぎる高山の安定コンビは気持ちいい。 読み終わった先から内容を忘れてしまいそうになるけど、二人が格好いいから、いい。
やっぱり相棒頼みの上水流エージェンシー 1話目は、先読みできてしまいます 2話目も、既視感ありで今ひとつ 3話目が、ちょっといいですね そうそう、必要以上に背負い込まなくていいのですよね
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柚月裕子
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