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なにかを問われて、それに答えるのがクイズ。 この小説を読んで、実はそれだけじゃないのかもしれないと思いました。
競技としてクイズに取り組むプレーヤーが、どのように思考を巡らせて回答にたどり着くのか。
出題者の傾向、自身の経歴、問題を読み上げる口の開き方にまで注意を向けているなんて、想像もしていませんでした。
最前線でクイズに取り組むプレーヤーはもはや知識量を競うレベルでは戦っていないのか、と驚くばかりです。
読後、私たちのクイズ番組を見る目は少し変わってくるのではないでしょうか。
著者はクイズ王伊沢拓司さんのこともよく研究されて本作を執筆されたそうです。
本格派クイズ小説、是非ご一読ください。
一気に読んでしまった
東野幸治さんのラジオで話題に上がっていたので勢いで購入。帯の推薦文で佐久間宣行さんが「一度開いたらもう終わり。」まさにその言葉通りに。
人生のクイズ
たった少しの場面なのに、頭の中で情景が想像しやすく、とても読みやすい本でした。
現代社会ならではの問題を取り扱い、とても深く、考えさせられるものでした。ぜひ若い世代の方々に読んで欲しいと思いました。
あり得ないが面白い
小川哲さんは「地図と拳」のような大作と、この作品のような中編小説のどちらも上手いことを知りました。百人一首の一文字決まりを上回るクイズの早押しとは。あり得ない現象が究極の推理で解き明かされるので、ページがどんどん進みます。
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