君のクイズ

君のクイズ

1,500円 (税込)

7pt

『Q-1グランプリ』決勝戦。クイズプレーヤー三島玲央は、対戦相手・本庄の不可解な正答をいぶかしむ。彼はなぜ正答できたのか? 真相解明のため彼について調べ決勝を1問ずつ振り返る三島は──。一気読み必至! 鬼才の放つ唯一無二のクイズ小説。

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君のクイズ のユーザーレビュー

なにかを問われて、それに答えるのがクイズ。 この小説を読んで、実はそれだけじゃないのかもしれないと思いました。
競技としてクイズに取り組むプレーヤーが、どのように思考を巡らせて回答にたどり着くのか。
出題者の傾向、自身の経歴、問題を読み上げる口の開き方にまで注意を向けているなんて、想像もしていませんでした。
最前線でクイズに取り組むプレーヤーはもはや知識量を競うレベルでは戦っていないのか、と驚くばかりです。
読後、私たちのクイズ番組を見る目は少し変わってくるのではないでしょうか。
著者はクイズ王伊沢拓司さんのこともよく研究されて本作を執筆されたそうです。
本格派クイズ小説、是非ご一読ください。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    新しい!人が亡くならないミステリーは初めて!
    淡々と進んではいきますが、読み進める手が止まらない作品でした。
    クイズにかける情熱が凄かった、、、!!
    人気作品ということも分かりますっっ!

    0
    2024年05月14日

    Posted by ブクログ

    競技クイズ好きにはたまらない設定。
    競技クイズの究極の形としてのゼロ文字押しをひらめき、それを説明可能とする緻密な展開が素晴らしい。
    謎だったのは、最後にライバルが主人公に打ち明けるくだり。実利的な戦略家として描かれるライバルが主人公とのコラボを計画していたのならば、なぜ嘘をバラす策を選んだのだろう

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    うん。イイ。良かった。
    読み終わったあと、タイトルが自分自身に問いかけてきた。

    p.145
    傷付き、悩みを抱えた友人に、どんな言葉をかければいいだろうか?上司から与えられた理不尽な要求に、どう応じればよいだろうか?我慢していまの仕事を続けるべきか、それとも思い切って転職するべきか?評判はいいが高価

    0
    2024年05月02日

    購入済み

    新しいミステリー

    謎があって、謎解きがあり、正々堂々とした結末がある私の好きなミステリーの形である。一気に読んでしまったくらい引き込まれたし、クイズという今まで知らなかった世界に足を踏み入れた満足感もあった。場面や展開が限られていた分、大作という感じはしないが、良質であるとは言える。

    #深い #タメになる

    0
    2023年02月02日

    購入済み

    一気に読んでしまった

    東野幸治さんのラジオで話題に上がっていたので勢いで購入。帯の推薦文で佐久間宣行さんが「一度開いたらもう終わり。」まさにその言葉通りに。

    0
    2023年01月29日

    購入済み

    人生のクイズ

    たった少しの場面なのに、頭の中で情景が想像しやすく、とても読みやすい本でした。
    現代社会ならではの問題を取り扱い、とても深く、考えさせられるものでした。ぜひ若い世代の方々に読んで欲しいと思いました。

    0
    2023年01月26日

    購入済み

    あり得ないが面白い

    小川哲さんは「地図と拳」のような大作と、この作品のような中編小説のどちらも上手いことを知りました。百人一首の一文字決まりを上回るクイズの早押しとは。あり得ない現象が究極の推理で解き明かされるので、ページがどんどん進みます。

    0
    2022年11月19日

    Posted by ブクログ

    初読み作家さん。
    なるほどなぁ〜、という感想。
    新しい視点のミステリー。
    クイズ番組を見たくなる本。

    0
    2024年05月20日

    Posted by ブクログ

    クイズ対決に対しての見方が、劇的に変わってしまうような衝撃。あっという間に読んでしまった。
    クイズの対決は、単なる知識の差ではない。クイズはスポーツに近い。どれだけ早くボタンを押すかが勝負となるので、答えが完全にわかっていなくても、問読みの人の口の動きや、選択枝から、正答の可能性を探ることを瞬時に行

    0
    2024年05月18日

    Posted by ブクログ

     クイズプレーヤーの思考(を作り上げた?)を描く変わった構成。長過ぎなくて良い。一気読み。
     新たなエンタメ登場。

    0
    2024年05月17日

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