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壮年の男女と元教師が四十年ぶりに修学旅行を再現した同窓会を企画する。 行き先は濤海灘に浮かぶ弥陀華島、別名星見島とも言われる離島。 宴席で久我陽一郎は、当時自分たちの高校をモデルにミステリを書いていたと告白する。 その夜、宿泊先で久我の死体が発見される。 折悪しく荒天のため、船が運航できず、天候が回復するまで捜査員は来られない。 宿にとどまった七人は、一夜それぞれの思いにふける……。 彼ら一人ひとりが隠している真実は、事件の全容をあきらかにするのか──。
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Posted by ブクログ
さすがミスターどんでん返し読み終わると「葉桜の季節に君を想うということ」を思い出してしまった。40年ぶりの同窓会修学旅行のメンバーの一人一人のエピソードは読み応えばつぐんの深いエピソードでした。読み終わってもう一度読み直して確認してしまうでしょう。
一人ひとりの学生の頃を思い出しているけど、旅行メンバー誰一人仲が良かった訳じゃなく同窓会でなんとなく知ってるという盛り上がりに欠けた、想い出話も先生や勉強が大変だったという上辺の話題で恩師までもが成り行きで旅行に参加。誰が殺したのか読み進めるが全然分からない。 またもや騙される。 最後で何故殺したの...続きを読むか動機まで知れるがほとんど話した事ない人たちが同窓会に参加し、同期というだけで信用してはいけないと最後の人の告白でびっくりするのと同時にみんな替え玉に気づかないもんなのだと2度ビックリ‼️
タイトルからして、クローズドサークルのおどろおどろしい事件と想像していた。結局それぞれの人間の群像劇のような。
歌野さん、10年ぶりの書き下ろしの新作。新本格ミステリ。 壮年の男女と元教師の7人が大人の修学旅行を企画し、弥陀華島へ行く。旅も3日目、ひとしきり盛り上がった夜の宴がお開きとなり、暫くしてメンバーの1人、久我が風呂場で刺されて死んでいることが発覚する。そこから各自の回想物語が始まる。その1人1人の...続きを読む話がまたそそられる内容ばかり。家庭の問題、オンラインの世界、偽名、学生の頃の思い出、ビートルズ、マルチ…誰もが何かしらを隠しながらこの同窓会に参加しているのだった。歌野さんのラストと言えば…やはり今回も驚かされた。 他の方のレビューを読んでちょっとびっくり。どうしても叙述トリックの印象が強いからその期待はしてしまうけど、こんなにも「面白くなかった」的なのが多いとは。私は歌野晶午作品が好きなのでそのバイアスがかかってたのかなと。でも個々の回想物語がそれぞれイヤミス風で面白かったけどなぁ…。
登場人物、一人一人の話はどれも面白かった。 みんな、人には言いにくい闇がありますね。 タイトルだけで想像していたような物語でなく、驚いた。 読み終わった後は不思議な気持ちになりました。
歌野さんの作品だから思わぬ展開になることは予想はつくけれど、事件が起き、探偵登場、推理して解決という本格推理をイメージしていると驚かされる。これが本格ものなのかどうかもわからないような展開で帯にある法月綸太郎さんの言葉がピッタリな気がする。ネタバレになるから内容は書けないし好き嫌いや賛否が分かれそう...続きを読むな作品だけれど興味深く何より面白い。
ミステリー要素が弱かった。ちょっとイメージと違った。 旅行に参加した人たちそれぞれの半生が、作品の中心になっていた。 こんなにページ数が必要だろうか、と思った。
高校の同期生と元教師が四十年前の修学旅行をなぞる旅。行き先の離島で宴会のあと一人の死体が発見される。荒天のため捜査員はすぐには来られず、それぞれ思いにふけるのだが… 一人一人の人生や心情は読み応えがあり、語り口が実にうまいなと思った。しかし最後まで読むと、ミステリとしての期待はちょっと拍子抜けかも。...続きを読む予想外のどんでん返しとも言えるけど。
それぞれの人の過去と今回の事件をストーリーにしてるけど、事件と過去の繋がりがないから、面白みにかけるかな
年齢を重ねて、高校の修学旅行の再現旅行でとある島を訪れたグループ。 メンバーの1人が殺され、嵐で本土との行き来ができなくなる。 おお、典型的な嵐の山荘ものか、と思いきや、そうはいかないのが歌野作品、というところか。 参加者が順々に思い起こす高校時代や、卒業後の過去のこと。 それが、事件とどう関わって...続きを読むくるのか、と期待しながら読んでいたのだけど、あれ、あれれれー。 みんな、あれこれ抱えすぎだって。 で、そのうちのどれが今回の事件につながるのか。 息子のために旅館を飛び出した彼女のその後は。 参加者の事情がどれも中途半端な感じで、え、それでいいのというものもあるし。 いろんなことを長々と読んだ結果があれって、どうなんだろうか。個々のパートは読みごたえあるのだけどな。
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