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病気も怪我も存在せず、失われた四肢さえ蘇る、奇蹟の楽園ジョーデンタウン。調査に赴いたまま戻らない助手を心配して教団の本拠地に乗り込んだ探偵・大塒は、次々と不審な死に遭遇する。奇蹟を信じる人々に、現実世界のロジックは通用するのか? 圧巻の解決編一五〇ページ! 特殊設定、多重解決推理の最前線!
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Posted by ブクログ
名探偵のいけにえの続編?と思うぐらい最初繋がりがわかりません。後で納得。 日本の探偵vs海外のカルト教団というゾクゾクする設定。 序盤は前回までの衝撃はなく意外と普通のミステリだなって印象。 しかし解決編がめちゃくちゃ長いんですけどこれが圧巻です! 文章の所々にわざとらしく品の無さを散りばめているの...続きを読むは相変わらずですが笑 そういうところもクセというか個性って思えるぐらいハマってしまいました。
テンポの良い多重推理が楽しめる一冊です。 [奇跡を信じる信者]の目線での推理 [奇跡を信じない、余所者]の目線での推理 閉鎖された環境では、その2つのロジックが必要とされ その2つのロジックが絡み合っていくのも 読んでいて面白いポイントでした。 名探偵のはらわた との共通点が多く(同じ名称のお...続きを読む店が出てきたり、過去の名探偵も名前でのみ登場したり) 本編には大きく関わりがないですが、先にはらわたの方をよんでいれば 最終章で思わず嬉しい気持ちになれます。
特殊設定やトリックの難解さ、残忍さから大衆受けはしないのだろうが個人的には傑作。 白井氏の作品の中では(残忍さという観点で)間口が広いのかもしれない。
題名の意味が最後にようやくわかる。怪しいカルトの新興宗教の中での事件なので、現実と妄想の区別のつかない中、ついていくのは大変な部分もあった。映像化するとなかなか難しいなあ。信者とそうでない人の見える風景が違うのだから。
探偵の大塒(おおとや)は、渡米後に消息を絶った助手の有森りり子を追って、中米ガイアナ共和国に辿り着く。そこには信仰宗教「人民協会」の本拠地「ジョーデンタウン」があり、りり子は調査団の一員としてここに送り込まれていた。教祖ジム•ジョーデンの“奇蹟”を信じる信者達が暮らす「ジョーデンタウン」で、やがて事...続きを読む件が起きる… 1978年にガイアナ共和国で実際に起きた事件をベースに描かれた本格ミステリ。 本格ミステリの面白さは1.不可解な謎、2.謎解きの論理性、3.結末の意外性 の三つの尺度で私は測る。本書はそれら三拍子がハイレベルで融合した怪作。1は密室や切断死体といった王道の不可解殺人に加え、物語中盤で衝撃的な展開を迎える。2はカルト宗教の奇蹟信仰VS一般社会のロジック対決という多重解決の展開に、脳を震わせる酩酊感を味わえる。そして3。多くは語れないが、序盤から布石を打ちつつ最後の最後でタイトルの意味に慄然とさせるプロットにはただただ脱帽。うん、面白いっ! 著者お得意の?“げぼ”は出てくるものの(笑)、エログロ描写は控えめなので、「エレファントヘッド」を受け付けなかった人にもオススメ。強いて言うなら、登場人物が多い(しかも日本人は難読で、カタカナ名の米人が多い)ので、リーダビリティは高くないのが難点。 某人物の語る“探偵とは”が比喩表現含めて秀逸。 「悪いことには二種類ある。やったらいけないことと、見つかったらいけないことだ。警察はやったらいけないことをしたやつを捕まえる。おれは見つかったらいけないことをしたやつを見つける。警察がやってるのが鬼ごっこなら、おれがやってるのはかくれんぼだ」 週刊文春ミステリーベスト10 2位 このミステリーがすごい! 2位 本格ミステリ・ベスト10 1位 SRの会ミステリーベスト10 1位 ミステリが読みたい! 4位 本格ミステリ大賞受賞(2023年)
終わりが分かっていながらも、読み進んでいく過程において話の起伏がしっかりとあって面白く読めた。実際のモデルとなった事件については、あまり知らなかったが、読後調べてみて、本書ができるだけ忠実に執筆されたものだと分かり、二度と楽しめたのも良かった。ラストのオチは結構好み。
匿名
うーん、なんとなく予想ついたなあ…と思っていたら最後でびっくり! 最後の最後まできれいに伏線が回収されて、読後は爽快感すらあります。
タイトルの意味がわかった瞬間震えた… 構成も映画のようで、読み終わって間もない今はただただ圧倒されている。 白井智之さんの作品は初めてだったけど、仕事中も常に続きが気になってしまうほど隙があれば読んでいて夢中になれたから、おもしろい作品に出会えたという達成感がすごい
なんということでしょう? こんな結末があるのか? 最初に結末があって、どう物語が展開していくのか?ワクワクしながら読み進めていた。 でもなあ、登場人物が多すぎて、中断するごとに、訳分からなくなってた。 単なる謎解き?連続殺人事件? いやいや、真実の行方は? 2転3転する世界観。 最後の最後...続きを読むでしてやられた。
2転3転4転くらいして、だいぶ揺さぶられました。 「あれ?主人公ってこんなに頭いいんだっけ?」と思う場面もしばしば。 こういうトリックを書きたいから、今回のような設定にしたかったんだなって思える。 最後はキレイにまとめてきた印象。
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名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―
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白井智之
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