ソビエト帝国の崩壊~瀕死のクマが世界であがく~

ソビエト帝国の崩壊~瀕死のクマが世界であがく~

836円 (税込)

4pt

3.8

1980年8月、本書は小室直樹氏のデビュー作として刊行され、40万部超のベストセラーとなった。小室氏は一躍時代の寵児となり、様々なメディアで言論活動を行うようになる。91年、予言通りにソ連は崩壊する。なぜ小室氏だけにこのような分析が可能だったのか? 予言の背後にある理論はどういうものだったのか? 今でも色あせない学問的価値を持つ名著を復刊。伝説の「小室ゼミ」出身である橋爪大三郎氏推薦・解説。

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ソビエト帝国の崩壊~瀕死のクマが世界であがく~ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     ソ連崩壊をいち早く見抜いた著者が、社会学的知見に基づき、ソ連の政治、経済や宗教的特徴を分析した予言書。日本を含む資本主義と、ソ連のような社会主義国家の特徴を、マルクス『資本論』をベースに分析する。前者、すなわち資本主義の場合、消費者の主権が強く、利潤追求のために、組織が合理化されていることを挙げる

    0
    2023年12月03日

    Posted by ブクログ

    1980年8月にソ連崩壊を予測した奇跡の書として知られる
    ソ連の崩壊は、1988~1991かけて実際に起きた。

    気になった言葉は以下です。

    ・ソビエト帝国は「資本論」という一冊の本が生んだ巨大な人造国家である。
    ・資本主義をへないでできてしまった社会主義、その存在の矛盾にすべてが帰着する

    ・階

    0
    2022年11月12日

    Posted by ブクログ

    ソ連崩壊を予測したという小室直樹による『ソビエト帝国の崩壊』。文庫として復刊されたもの。
    当時の状況はビビッドにはわからないけれど、フルシチョフによるスターリン批判とかアフガン侵攻とかはあったにせよ、これほどまでにソ連の状況を伝えた書物もなかったんだろう。その意味ではやはり著者の慧眼は光るものがある

    0
    2022年10月16日

    Posted by ブクログ

    2023年に読むとなるほどそうですよねと言うところですがこれが1980年の本となると、なんとまあ先見の明があるもんだとなります。なんにせよ、難しい話をわかりやすく書けることは素晴らしいです。

    0
    2023年03月02日

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