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夫も食べてもらえると喜ぶと思うんで――死んだ人間を食べる新たな葬式を描く表題作のほか、村田沙耶香自身がセレクトした、脳そのものを揺さぶる12篇。文学史上、最も危険な短編集!
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Posted by ブクログ
死んだ人間を食べたことはありますか? じゃあ、人毛100%のコートは持ってます? 同僚が道端で拾ったクローバーと蒲公英で毎日夕食を作っていたら? 普通じゃない、発狂してる。上記はこの本に描かれた「世界」の常識ですが、設定だけ聞けば誰でもそう思うでしょう。最初は。 再読です。結末や答えを知ってる...続きを読むんです。だけど、何度読んでも、村田沙耶香節にやられました。たった十数ページで、意味不明かつあり得ない世界線に侵され、自分の常識と固定観念をズタボロにされます。 (私の常識から考えると)アタオカな主人公にぞわっとくる反面、なぜか納得・共感もし始めている私はもう‥‥完全にやられました。
表題作の生命式では、描写が衝撃的でグロテスクな所があるが不思議とカラッとした文章でさすが村田さんという感じだった。 解説が朝吹真理子さんで、とても読みやすく納得のいく解説。 自分の今の正しさを持って読むと、違和感や笑ってしまう所があるか、各話を最後まで読み終えると正しさが何なのか分からなくなる。こ...続きを読むの感覚が好きなので村田沙耶加さんの話は止められない。
自分が持ち続けている価値観、判断基準、常識がひっくり返るとどうなるか、正常な世界だと思っていたのが実は異常な世界だと知ったらどうなるか、なかなかに読み応えのある短編集だった。
生命式凄すぎる…2ページ目を読んで、ぐわっと引き込まれた、短編じゃなくて、長編で読んでみたかった。エグすぎる。 終始、異質なものを見る目で読んでいたのに、最後の「孵化」を読んでいる時は好奇の目で読まなかったので、自分の中にも異質性はあるんだなと。
それぞれの話が自分にはヘビーで、1つ読み終わる度にしばらく思考して、読み進めるのにかなり時間がかかった。なにが常識で何が正常で、みたいなことをずっとぐるぐる考えてしまう。
正しいって何?とちょうど思ってた時に読めてよかった! 死んだ人を食べる、だけならそんなにおかしくないと思うんだけど、そこで受精と絡めてくるのがこの人の1歩先の狂気だと思う
一般的な常識が一つの考え方であるだけで、それがあるエリアでは大多数であり、支持される考えであることを再確認 ますます「普通」って何だろって思わせてくれる、すごい面白い 頭をまっさらな状態にしてくれる 村田沙耶香さん作品読んでいきたい ただ、個人的なグロい表現もあり、夢にまでできたー!!( ; ...続きを読む ; )
短編集ですがタイトルの「生命式」は特に記憶に残る作品でした。 死んだ人を食べる事に対して誇りを持つ人(非現実)。それはおかしいと思う人(現実)。 村田さんの作品を読んでいると前者のような人が普通と考えてしまう程当たり前のように書かれていて面白い。
正常とは?何が正しくて何が間違っている? 自分の外側に出すかどうかは別として、自分の内側で持ってはいけない感情などないのだと思う。そして、誰かの価値観や考えや感情を否定する権利は、一切ない。 時に人を食べ、人を素材としたり、ポチという名前は可愛いがびっくりなペットを飼ってみたり、カーテンになってみ...続きを読むたり...。 私のように、周りの人に変わってると言われたことのある人は救われる一冊。(今は傷つく事はなく、私という個性をとっても大切にしていますが!笑、もっと早く読みたかったな!) 村田沙耶香さんの小説、大好きです。
最高でした。 以前にコンビニ人間と地球星人を読んでいます。 どんな思考回路しているんだろうなと感じていましたが、本書を読んで世間でいう常識・当たり前といった概念がぶっ壊されました。 特に生命式、素晴らしい食卓、孵化が印象に残っています。 魔界都市ドゥンディラスが頭から離れません。
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