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イギリスと植民地アメリカの関係が悪化するなか、王政、世襲制の非合理性を暴き、国家を冷静な眼差しで捉えたペイン。独立以外の道はなしと喝破した小冊子「コモン・センス」は世論を独立へと決定づけ、アメリカの歴史を、ひいては世界の歴史を動かした。ほかペインの筆の力が冴える「アメリカの危機」「厳粛な思い」「対談」も収録。
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Posted by ブクログ
聖書ネタを用いながらアメリカ独立の必要性を訴えたパンフレットで,簡潔で明快な文章だと思う。短いながらも,ジョン・ロック等のの思想の実践としていい手本になっている。
世界を変えた一冊として、歴史教科書でも取り上げられることのある、言わば檄文の書。 第一章、第二章では、国家の役割の一般論から始まりイギリスの統治形態について、そして旧約聖書を引き合いに、君主制、世襲制の理不尽さを糾弾する。 「以下、私が示すのは単純な事実と平明な主張、そして常識である」...続きを読むとして、著者は論を進めていく。 第三章では、イギリスとアメリカの関係に考察を進め、アメリカに対するイギリスの強圧的姿勢を批判するとともに、一時的な妥協ができたとしても、アメリカはイギリスの政治体制においては従属的な客体にすぎないと、その関係性を喝破する。 また、本章では、独立に当たっての見取り図として、大陸会議の招集や大陸憲章の制定等についても論述している。 いよいよ第四章では、今が独立の絶好の機会であることをアジる。 全体を読んで印象に残ったこと。 第三章冒頭のパラグラフでも、「現在のことにとどまらず未来にも視野を大きく広げてもらいたい」と言っているが、「自分たちの子孫に対する責任を引き受け、観測点を何年も先に設定して世の中をのぞくべきである」(64頁)と、著者の後代の人間に対する責任意識、歴史に対する思いというものを感じさせられた。
ネイティブな人々から暴力で土地を奪取しておいて、イギリスからの独立は無理やり正当化しようとする宣伝書。アメリカ人の傲慢さの発芽がここにある。結局は白人クリスチャン中心思想による狂った”正義感”でしかないことがよくわかる。
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