ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
そこに人間の悪意をすべて陳列したいんです――ナンバーワンキャバ嬢・初美の膨大な知識と強烈なペシミズムに魅かれた浪人生の徳山は、やがて外部との関係を絶ってゆく。圧倒的デビュー作!
アプリ試し読みはこちら
胸が高鳴った。
徳山が初美に出会った事は幸か不幸か。 捉え方が別れる作品ですごく好きでした。
#深い #ダーク
Posted by ブクログ
ここ最近読んだ中で1番刺さった作品。まずタイトルから滲み出す仄暗さに惹かれ、それを凌駕するストーリーに圧倒された。読むのにもの凄いエネルギーを使い、読後も少し放心状態になるくらいインパクトのある作品だった。終始暗いのだが、人間の残忍さやどうしようもないサガをあらゆる角度から描いててハッとさせられる。...続きを読む ラストのなんとも言えない終わり方もこの作品らしくてよかった。
タイトルを含めて悪意の満ち溢れた小説。 悪意しかないと言っても過言ではない気がする。 極めて危険。心が弱っているとき読むと、きっと副作用にやられる。だから、必ず健康な時に読んでください。 ナンバーワンキャバ嬢・初美との出会いをきっかけに破滅に落ちていく浪人生・徳山の姿を描く。 救いはなく、ただた...続きを読むだ無残。
主人公の性格が共感できるところが多かっただけにのめり込むように読んでた 自分の前に初美のような女性が現れたらと思うと恐ろしくもあるけど、悪くないなとも感じた 終盤の初美と片岡さんの文章の温度差に笑った 最後はハッピーエンド?幸せは人それぞれ違うからね 俺も嫌な奴に嫌ってガツンと言ってやりてえーー ...続きを読む自分が今まで触れてこなかったから考えもしなかったけど、この作品読んで関西弁素敵だなって思った
4月1冊目 春爛漫暖かくなって気持ちも前向きに なれそうな季節になってきたというのに まあでもこれくらい浮かれた春うららな日に読んだ方がいいのかも。 究極!! なんで人は陰の方にひっぱられやすいんだろう。 陰の方がしんどいのに何故か居心地がいいのはなんでやろう。 少しでも病んでる時にこの本を読むと...続きを読む初美に引っ張られてしまうので注意が必要。 けど主人公は幸せやったんじゃないかなあ。 とも思ったりする。
負のエネルギーの強さに圧倒されました。 死のほうへひっぱる強さ、孤独へ押しやる強さ、そしてそれって楽なんですきっと。 初美が何を考えているのかいまいちわからないんですけど、わたしは実験してるのかなって、徳山って動物園の動物とかとおなじなのかなって思いました。徳山からしたら大好きな初美と死に向かってい...続きを読むって、思考力も弱まっていってて、それって羨ましいなって思っちゃいました。(たぶんこの本の影響受けてるわたし) 生きていてもクソなことばっかりで歴史ってグロくて人間って気持ち悪いってことを改めて文字で読めて良かったです。 わたしはこの本好きでした、自殺願望はないけど一緒に死ねる人がいるっていいなと思いました。
すっきりしない結末ではあったが、徳山がどっぷり初美に影響され、入り込んでいく描写が見事だった。 そして、意味不明なことをしている/言っているようにも思えながら、全く共感できないわけではない。人間ってそんなもんだよなと思わされるところが秀逸だった。 この2人はどんな結末を迎えるのか、いつかふとSNS...続きを読むで見つけたときに、「そうなんだ」程度に読み流すのだろうか。
とにかく気持ち悪い 厭世的な破滅系小説となろう系の気持ち悪い部分を混ぜて煮詰めて、中二病エッセンスを入れて仕上げた一冊という印象を受けた。 でも出てくる価値観や主人公のとにかく情けない部分に親近感のようなものを覚え、個人的にはしっかりと感情移入(この辺りは読む人によって捉え方は変わるとは思います...続きを読むが)。最後に受け取ったメールの部分に関しては、とにかく読むのが苦痛だった。何もかもが綺麗事で解決すると思ったら大間違いですよ 総じて、急性アル中手前まで飲んだ次の日に長い長い帰路を鈍行に揺られてる感じ。それでいて足元をゆっくりゆっくり真っ暗な穴に滑らせていってるようなイメージ。抗えない
喪失感、いやちがう、共感?いや、諦めか… 自分が感じてる人間の愚かさや、この堕ち方知ってるわ、そうなるよねーっていう、共感からくる安心。そして仕方ないよなーっていう諦め。 まあ、共感してる時点で狂ってるって言うのは事実かもしれないが、書いてあることは事実。 人が気づいてない人間の愚かさ。 さて...続きを読む、気づいてるのに目を逸らしてるのか。気づいてないのか。気づいたら堕ちていくから気づかないようにしてるのか。 さあどれだ、?みなさん?? ただ、でもこーやって、一般人が口にしないようなことを私は考えてて、私は他の人とは違うんだ!という自己崇拝に陥っているだけかもしれない。 こんなこと言ってる自分はやっぱ他とは違うって さあどれが本物?どれが自分?? まあ、いろいろあるけど、人間は愚かでしょうもなくて面白いよねって再認識させてくれた気がする。
頭が悪いので文章が難しかったです。読み終わるまでに何回も辞書を引きました。 こういう、人間ってきしょいなって思わせてくれる作品は大好物です。 最後の曖昧な終わり方も好きです。 何故か清々しい気分になりました。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
死にたくなったら電話して
新刊情報をお知らせします。
李龍徳
フォロー機能について
「河出文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
愛すること、理解すること、愛されること
あなたが私を竹槍で突き殺す前に
石を黙らせて
報われない人間は永遠に報われない
「李龍徳」のこれもおすすめ一覧へ
▲死にたくなったら電話して ページトップヘ