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その日、大学入学のため上京したパソコン・マニアの六郷四郎は、憧れの街・秋葉原に向かった。だが彼が、足を街に踏み入れた瞬間、店で万引き扱い、さらにヤクザに睨まれた。パニックに陥った四郎は、思わず逃げ出した! その瞬間、すべての歯車が狂い始めた。爆破予告、銃撃戦、警視庁とマフィア、中近東のスパイたちまでが入り乱れ、暴走する電気の街・アキハバラ! パニック・アクション小説の傑作。
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Posted by ブクログ
ワチャワチャいろんなストーリーが絡み合って…ほんと秋葉原ぽい。 上京して初めて秋葉原行った時のワクワクした感じ、史郎の気持ちが分かる。 コロナ前の秋葉原はこんな事が起きても不思議じゃないくらいワチャワチャしてて、そんな所が何となく好きだった。久しぶりに行ってみようかと思った。
めちゃくちゃおもしろかった!ちょっと恩田陸さんの「ドミノ」に似てる。あっちは東京駅が舞台で、こっちはアキハバラが舞台、という違い。まったく関係ない人たちの行動があちこちに飛び火し、ドミノ倒し的にパニックが起きるという展開で非常におもしろい。そしてこのシリーズ碓氷刑事が主役のはずなのに、話が半分以上過...続きを読むぎないと登場しない、というのが笑えました。
さまざまな人間がからみあう 在日北朝鮮人 KGBくずれのロシアマフィア イラン人女諜報員(表向きはフライトアテンダント) モサドの諜報員(表向きはイスラエル大使館員) やくざ キャンギャル女子大生 パソコンオタク 秋田から上京したばかりの大学生 ラジオストアの店主(じいさん) ハッカー 警察官 そ...続きを読むりゃスラプスティック。 なのに「そんなバカな!」と、つっこめる隙はない。 贅肉のない今野敏の文体で話がどんどん展開していく 当然の帰結の連続であるように。 そんな中で、冷徹なプロたちが見せる情のようなもの、 これが効く! そして最後は暖かな気持ちになれる、まさかのエンディング 読んで損なし。
秋葉原の電気店街を舞台に、上京したての若者、電気店の店員、警察、ヤクザ、ロシアマフィア、モサド、中東のスパイetc.が入り乱れる大活劇。何も考えず単純に楽しめる、面白い作品でした。登場人物各々の視点が入り乱れて進行しますが、そこは名手の手による作品、整然としていて実に読みやすい。また、ページ数の割に...続きを読む登場人物が多いのですが、各人限られた文章の中でもしっかりと人物造形が出来上がっています。見事だと思いました。
この本で、今野敏作品を一気に好きになった。 秋葉原を舞台にした群像劇で無国籍な感じがたまらん!面白すぎる!
小さな誤解と騒動が積み重なってストーリーが動いていく過程がいい。上京したてのパソコンオタク、パソコンショップの店員、地上げ屋のヤクザ、モサド諜報部員、アラブのテロリスト、手練の刑事、ロシアン・マフィア、キャンギャル、北朝鮮の言いなりになる在日朝鮮人、秋葉原の生き字引などまったく関連性の無い人たちが秋...続きを読む葉原で出会い、ストーリーを引っ張っていく。
文庫化していたので買ってしまった。一度読んだ小説をもう一度読む行為はしないほうだけど、これはもう一度読んでも面白かった。
警視庁捜査一課巡査部長、碓氷弘一。46歳。腹の出た体型に薄くなった頭髪。くたびれた背広姿というサエない中年男だ。 世辞も苦手で上司のウケも良くない。けれど上意下達主義の警察にあって、組織の常識に囚われない独自の視点から事件を見ることができる。 そんなベテラン刑事の碓氷が泥臭く事件解決に奔走...続きを読むする警察サスペンス。シリーズ2作目。 ◇ 秋葉原。国内と言わず世界中のITファンが集う街である。事件は、そこで起きた。 セキュリティの甘い日本はまさにスパイ天国だ。世界中のスパイにとって息抜きの場になるほどである。中でも秋葉原は、スパイやテロのツール調達のメッカである。 イラン対イスラエルというスパイ同士の小競り合いから物語は始まる。舞台はもちろん秋葉原。さらにロシアンマフィアやらヤクザやらが同じビルで暗躍を始めた。 そこにやってきたのが秋田から上京して間もない大学生の六郷四郎。 憧れの東京。憧れの秋葉原。キャンペーンガールの美脚に見惚れ舞い上がっていた四郎が、裏社会の人間たちが繰り広げる騒動に巻き込まれてしまった。 爆弾騒ぎ、銃撃戦、人質を取っての立て籠もり。パニック状態に陥りながらも必死になって身を隠す四郎。 一方、警視庁から先乗りで派遣された碓氷は情報収集に全力を上げるが……。 * * * * * シリーズ1作目に続き、本作もパニックサスペンス。そして前作同様、碓氷の活躍は黒子的で控えめ。 けれど、北朝鮮のスパイから情報を引き出したり、街の顔役の協力を取り付けたりと、相変わらずの人使いの上手さが際立つ碓氷。 極めつけは対立していたはずのイランの腕ききスパイとイスラエルのスパイの2人までもが揃って助力を申し出るという、碓氷の人徳というか人誑しぶりには笑うしかありません。 都合よすぎる展開ですが、エンタメとしては、前作以上のおもしろさでした。 再読なので筋書きはわかっているのにも関わらず、この終盤に差し掛かるとワクワクしてしまうのだから、いい出来の作品だと思います。
タイトル通り、秋葉原を舞台に繰り広げられる、縁もゆかりもなかった人たちのドラマです。 上京したばかりの大学生や外国人スパイなど、これほどバラバラな登場人物を一つの事件を軸にして、結び付ける著者の力量は見事だと思います。 始めはなかなか先が見通せない展開でしたが、読み進めるうちに、最初は点であった...続きを読むもの同士の距離がだんだん近づいてきて、最終的には大きな輪になるようなイメージでしょうか。ストーリーと秋葉原という街の組み合わせも絶妙。 後半登場する刑事・碓氷は実は今野作品としては碓氷シリーズとしてすでに6作目まで刊行されているんですね、知りませんでした。1作目、3作目以降にも期待が持てる内容でした。
最初は登場人物が多すぎて、訳分からなくなったが、そのゴチャゴチャと喧騒が非現実的なのに、アキハバラならありそうで面白かった。
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アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1
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今野敏
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