作品一覧

  • 予言怪談
    4.0
    1巻998円 (税込)
    それは希望か?絶望か? 予知・予言・予兆・予感… 気鋭の14人が紡ぐ、未来が見えた人の怪異譚52話! 2025年の大災難説に震える現代人に贈る異色の怪談集。 ●夜馬裕 ある女性の血筋に眠る特別な力と、過去と未来の死を見せる曰くつきの雛人形…「匂い雛」 ●響洋平 2013年当時に2020年の東京オリンピックが見えないと予言した能力者…「本物」 ●雨宮淳司 曰くつきの呪物、正八面体の易サイコロが告げる中国・ロシアの今後の行く末…「骰子」 ●郷内心瞳 始まりは予知夢? 祖母が視た夢、母が聞いた怪談が孫世代に具現化する…「アサクラ」ほか ●田辺青蛙 実をつけると必ずその翌年に戦争が起きる〈ならずの柿〉。2023年は…「戦争を予言する柿」 ●吉田悠軌 四国のある一族が行っていた籠占い。籠を頭に被って回ると編み目から未来が視えて…「籠目」 ●西浦和也 東北、九州、北海道と大地震を幾度となく予見し家族を救ってきた妻。その不思議な能力とは…「虫の知らせ」 ●朱雀門出 深夜、水槽の前に立ちぶつぶつと単語の呟きを繰り返す夫。やがてそれは事象としてやってきて…「水と空気のお告げ」 ●住倉カオス 人の死に様が見えると言っていた祖母が大事にしていた形見の鏡。鏡で自分の死に様を見てしまうと言うのだが…「最期の顔」 ●田中俊行 故人が遺した大量の写真。釣りクラブの仲間の顔につけられた青い×印の意味は…「鳥居さんの話」 ●幽木武彦 霊のみならず神と話ができる能力者の女性。神社の隣のの会社が危ないと言うが…「神勢調査員」 ●松岡真事 入居者の死期が分かってしまう老人ホームの職員。お迎えが近い人の後ろに立つのは…「ひだりうしろ」 ●夕暮怪雨 祭壇の遺影と目が合ってしまう夢。遺影に写るのは生きている親族だが、その後死が…「祭壇の写真」 ●ホームタウン 9.11の同時多発テロ事件。発生の数時間前にニュースで見たという体験者が複数いて…「さざ波」 ほか、収録。
  • 実話怪談 恐の家族
    -
    1巻781円 (税込)
    5人の巧者が炙り出す、家族の間の心霊怪異奇譚 家族が次々と病に倒れていく!  夫の実家の墓を見て感じた妻の違和感――(「義実家の墓」西浦和也より) 親子の愛憎、きょうだいの確執、無念、怨念──家族という入れ物の中で起こる逃げ場のない心霊怪異の数々!  ・義理の家で起こる病気の連鎖、その原因は…「義実家の墓」(西浦和也) ・祖母の部屋に毎夜来るモノ「家族以外のなにか」(松永瑞香) ・異国の地で聞いた凄惨な母親殺しの顛末「焦熱極楽家族」(岩井志麻子) ・家系を呪う、その代償とは…「リキの一族」(Dr.マキダシ) ・伯父が庭に建てた異物、そして家族が壊れていく…「鉄塔のある家」(川奈まり子)など。 川奈まり子が書き手を初プロデュース!家族をテーマに、濃密濃厚な怪談奇譚が集結──あなたの家族は大丈夫ですか?
  • 西浦和也選集 迎賓館
    3.0
    1巻748円 (税込)
    怪異と呪いを体現する人気怪談蒐集家・西浦和也が自身の怪談集より、選りすぐった話に加筆したベスト版第二弾。 日航ジャンボ事故の救助に携わった自衛官が体験した切ない怪異…「かわいいですね」、駅に勤める男が不思議に思っていたのは事務室にぶら下げられた紙の札。その意味がわかった時…「本日人身事故あり」、とある港町にある映画館で深夜、誰もいないのに映画が上映されるのは…「最後の映画」など。 また、約30年前の警備会社勤務時代に自身が体験し、映画化もされた伝説的怪談「迎賓館」を書き下ろし完全版として初収録!
  • 出雲怪談
    4.0
    1巻748円 (税込)
    神々が住まい妖怪蠢く山陰 島根・鳥取の実話怪談集! 「どこかにきっとコトリバコはある…」 山中の古民家から禁忌の呪物が… (「箱」(西浦和也))より 神々の地・出雲や妖怪の町・境港、小泉八雲『怪談』の故郷・松江など、異界の香り漂う山陰の怪奇譚を綴る島根県・鳥取県の実話怪談集! 溜め池の祠に隠された恐ろしい秘密「水神様」、 怪音と共に現れたおぞましい妖怪「侵入者」 、観光地で身に起きた著者自身の恐怖体験「隠岐の声」、 鬼太郎メロディーロードで耳にした本物の妖の声「みんなで歌おう」、 弓浜合戦の跡地を今も彷徨う死霊の怨念「とどめだ!」、 古民家の天井裏から見つけたのは悪名高き呪物コトリバコ!?「箱」 ――など往日の話から今も起きている実録恐怖譚まで多数収録!
  • 西浦和也選集 獄ノ墓
    5.0
    1巻748円 (税込)
    「あのまま家にいたら、巻き込まれちゃうよ」 累々と絡み合う実話の恐怖――「執着」(書き下ろし)より 伝説の怪談の後日談含め大幅に加筆! 書き下ろしも収録した西浦和也待望のベスト版! 希代の怪談蒐集家・西浦和也の代表作を大幅に加筆し、本書だけの書き下ろし実話怪談を多数収録した、記念すべき初のベスト版! ・一本のホラービデオが原因で巻き起こる惨劇、そして恐怖は連鎖して…「黄色いゴムボール」 ・繰り返し見る気味の悪い夢に潜む戦慄の正体…「夢の話」 ・キャンプ場で遭遇した怪異と身も凍る恐ろしい顛末…「闇で叫ぶ声」 ・土地に滲みついた禁忌、その真実に辿り着いた者に訪れる絶望の記録と、忌まわしき後日談を纏めた連作…「獄の墓」 ――ほか収録。日常の脇に口を開けた忌み地、絶対に其処を探ってはならない…。
  • 現代怪談 地獄めぐり
    4.0
    1巻715円 (税込)
    呪いの輪廻は積み重なる! 西浦和也、松原タニシ、川奈まり子、牛抱せん夏、内藤駆。無事では済まない実話怪談! 実話怪談の蒐集家でありライブや番組出演、イラストレーターやゲーム制作者としても精力的に活動する西浦和也、そして、事故物件に住み続けることで怪異の体験を伝道する芸人・松原タニシ、緻密な取材と執念で怪異を掘り下げていく川奈まり子、怪談の語り部として皆を震え上がらせる牛抱せん夏、新人ながら今後が楽しみな内藤駆など強者たちがそろう。五人が見せるそれぞれの地獄を、恐怖に打ち震えながらめぐろうか―ー脱出口はないかもしれないが。 著者について 西浦和也(にしうらわ) 不思議&怪談蒐集家。怪談トークライブやゲーム、DVD等の企画も手掛ける。イラストレーターとしても活躍する。単著に「現代百物語」シリーズ、『実録怪異録 死に姓の陸』『帝都怪談』などがある。
  • 怖い心理テスト
    完結
    5.0
    全1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたの答えは“正常”ですか――?この心理テストは日本や世界を震撼させた、あの凶悪犯罪者が出した答えだとか…。あなたが出す回答は?これがきっかけで自分の中の“狂気性”に気付いてしまわないことを祈って――。 ★単行本カバー下イラスト収録★
  • 帝都怪談
    3.0
    1巻660円 (税込)
    失明の危機を脱して、稀代の怪談蒐集家、西浦和也、復活!! 今日も、この男は怪談と共にある。【内容紹介】首都、東京。その昔、帝都と呼ばれた頃から、ここは怪異の大都会でもあった。そして、今日も数多の異形がうごめく……。解体作業中に発見された古い地下通路に現れた柔道着の男、突然、エレベーターから降りてきた黄緑色に輝く謎の男たち。湯島天満宮で授かったお守りにまつわる奇蹟と祟り。果ては、硫黄島から石を持ち出した自衛隊員に振りかかった災難。怪談蒐集家・西浦和也による珠玉の実話怪談50編。
  • サワリの森
    -
    1巻614円 (税込)
    怪談蒐集家が渾身で書き下ろす、事実を元にした恐怖物語 【あらすじ】 古きものを乱暴に駆逐しながら、新しい住民の生活に必要な全てが計画的に建設された町、西城……。新しい住民と、古きもののひずみは、やがて大きなうねりとなっていく。連続する惨劇の始まりは、一軒の骨とう品屋に持ち込まれた鬼の釣り針からだった……。呪われた怪談蒐集家、西浦和也が目から血を出し、視力を削りなら書き記した戦慄のホラー小説。あなたの身の毛、何回、よだつことかな。
  • 西浦和也選集 獄ノ墓

    ネタバレ 購入済み

    みか

    西浦和也さんの語る怪談がとても好きで、本書も怖がりながらも楽しませていただきました。どの話もじわじわと怖いのですが、表題作のお話は読むだけでも障りがあるのでは?と怯えてしまいました。

    こういう見えない恐怖が迫ってくる感じ、大好きです。

    0
    2022年10月21日
  • 西浦和也選集 獄ノ墓

    Posted by ブクログ

    文章読みやすくてこの怪談作家さんは当たり! 
    また本が出たら読みます。
    それにしても世の中には知ったらいけないことがその辺に転がっていそうで、普通に生活していても出くわさないかもしれないけれど、気がついてしまったら最期かもしれません。
    そんなような、実話怪談。

    0
    2021年04月07日
  • 予言怪談

    Posted by ブクログ

    予言が怪談になるといえばやはり件とかかなーとワクワクしますね。
    田辺青蛙『戦争を予言する柿』は一発目に先制パンチ級のものすごいはなしやなと思った。
    予言は誰かが相手に伝えることでうまれるわけでそう考えると実話怪談とは相性がいいのかもしれないと思う。
    吉田悠軌『赤いしるし』赤いものは不吉な象徴なところあるし予言が赤いのは納得。
    雨宮淳司『骰子』これはぜひ検証したくなるはなしだった。骰子をふってなくても勝手に転がって勝手に予言してても見てなかったらそれはいきないのかどうかめちゃくちゃ気になる。
    朱雀門出『青い獅子舞』赤じゃなくてもふだん赤いものが違う色なのは不吉ってことだ。
    響洋平『インターフォン

    0
    2024年05月10日
  • 予言怪談

    Posted by ブクログ

    ほぇ〜こりゃ中々面白かった!!

    死期を予知する話が基本的に多いが、
    その他の種類の予言も多々あり、めちゃ楽しめた!

    個人的なおすすめは……
    夜馬裕さんの『天女の願い事』です。
    質素倹約で他人とは交わらない佐和子さんの
    伯母さんにはある秘密が……
    ここまで誰が予想できた事か?ってぐらいに
    壮大で壮絶な話でした。
    真相を知ってしまった時のトリハダは間違いなしの作品です!
    その他にも安心、安定の面白さの郷内先生は
    連作短編で読み応えバッチリ!
    親子三世代に及ぶ何とも奇怪で悍ましい予言…

    予言と一口に言っても色々な話があり
    とても満足いく作品でした!!
    とても面白かったです!
    友人も言っていたが

    0
    2024年05月10日
  • 出雲怪談

    購入済み

    怖いと言うより

    因幡の白兎など、出雲と言えば神話です。神々が集まる土地なので、怪談・心霊・不思議な話が多いのは必然なのでしょう。「信仰」が根強いており、霊は必ずしも恐怖の対象ではなく、身近な存在と言う感じが本書から伝わってきます。

    0
    2022年01月15日

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