作品一覧

  • 「おかえり」と言える、その日まで―山岳遭難捜索の現場から―

    Posted by ブクログ

    登山をする者にとって遭難は、だれにでもどこででもいつでも起こりえると言えます。
    作者は普段は看護師として、医療に従事されていますが、山岳行方不明遭難者捜索活動および行方不明者家族のサポートを行う民間の山岳遭難捜索チーム、LiSSの代表です。
    普通、遭難の一報が入ると警察、消防などによる捜索が開始されますが、大体一週間ほど捜索をして見つからない場合、公的な捜索はひとまず打ち切りになるようです。
    しかし残された家族は何としても見つけてあげたい、帰ってきて欲しいのです。
    そこで中村さんの団体に声がかかります。
    中村さんはまず、家族との面談を行います。
    本人について、事細かに聞き取りをし、その人の性格

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    2024年04月11日
  • 「おかえり」と言える、その日まで―山岳遭難捜索の現場から―

    Posted by ブクログ

    「山好きが山でなくなったのだから本望だ」。とは思わない。
     自身も登山が趣味でよく山に登る。初めて登る山は不安が多い。何度か道に迷ったことがある。すぐにルートに戻れることが多いが、なかなか戻れずに右往左往し、パニックになるそんなとき、“遭難”の二文字が頭をよぎる。それはまさしく恐怖!である。
     この本の中での遭難者は皆、山迷いや転落などの事故死である。即死状態であったかもわからないし、事故によって動きが取れなくなり、忍び寄る死への恐怖を感じながら家族への思い、導かれた山への思いもあれば、後悔も無念さもいろんな気持ちで数時間、あるいは数日を過ごしたことだろう。
     本望でないにしても本人の好きな山

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    2024年03月15日
  • 「おかえり」と言える、その日まで―山岳遭難捜索の現場から―

    Posted by ブクログ

    山岳遭難捜索の現実を読ませてもらいました。
    生きている間に見つけるのがどれほど難しいのかよくわかる。
    自分だけは遭難しないとは絶対に思わないで、できる限りの準備をして山に出かけたいと強く思った。

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    2024年01月13日
  • 「おかえり」と言える、その日まで―山岳遭難捜索の現場から―

    Posted by ブクログ

    山歩きを始めた人、全員に読んで欲しい本。
    山の怖さ、なぜ遭難が起こるのか、捜索の難しさがよくわかる。迷惑をかけないよう、登山を楽しもうと心に誓った。

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    2024年01月03日
  • 「おかえり」と言える、その日まで―山岳遭難捜索の現場から―

    Posted by ブクログ

    山登りが好きな人が多いなぁ、と感じてたいたが、報道されるものだけでも相当なものだが、それ以外にも遭難は数知れず…
    自分たちも危険に晒される救助隊の人たちって…公的機関の捜索の後にあるいは同時に活動する民間捜索団体の看護師の方の著作。発見を待つ家族との関わりから遭難者のプロファイリングをし、捜索の範囲を絞っていく手法に脱帽。
    山登りに憧れるが、改めて怖さを感じた。

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    2023年12月24日

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