作品一覧

  • コーヒー 至福の一杯を求めて~バール文化とイタリア人~
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    エスプレッソとバールという独自のコーヒー文化をもつイタリア。全世界で約3万7000軒の店舗数を誇る人気コーヒーチェーン・スターバックスも、2018年までイタリアには進出できなかったほどだ。そもそもスターバックス自体が、イタリアのバール文化にインスピレーションを得ている。そんなイタリアのバール文化を突破口に、歴史、文化、経済、ビジネス、科学、そして人……あらゆる面からコーヒーを味わい、語りつくす!(『バール、コーヒー、イタリア人~グローバル化もなんのその~』改題)
  • 魚も漁師も消えゆく日本 復活の方法はこれしかない【特別版】
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    1巻660円 (税込)
    【WedgeONLINE PREMIUM】 魚も漁師も消えゆく日本 復活の方法はこれしかない【特別版】“ 四方を海に囲まれ、好漁場にも恵まれた日本。かつては、世界に冠たる水産大国だった。しかし日本の食卓を彩った魚は不漁が相次いでいる。魚の資源量が減少し続けているからだ。2020年12月、70年ぶりに漁業法が改正され、日本の漁業は「持続可能」を目指すべく舵を切ったかに見える。だが、日本の海が抱える問題は多い。突破口はあるのか 月刊誌『Wedge』2022年3月号(4月20日発売)の特集「魚も漁師も消えゆく日本 復活の方法はこれしかない」に、同誌22年10月号(9月20日発売)の「世界からも疑問の声 補助金漬けの漁業はもうやめよう」(早稲田大学地域・地域間研究機構客員主任研究員・研究院客員准教授・真田康弘)の記事を加えた特別版です。 Part 1:魚が減った本当の理由 日本の漁業 こうすれば復活できる/片野 歩(水産会社社員) column 1:その通説は正しいのか? 漁業のギモンにお答えします Part 2:ノルウェーだって苦しかった 資源管理成功で水産大国に/ヨハン・クアルハイム(ノルウェー水産物審議会(NSC) 日本・韓国ディレクター) column 2:原始時代から変わらぬ日本の釣り 科学的なルール作りを/茂木陽一(プロ釣り師) Part 3:70年ぶりに改正された漁業法 水産改革を骨抜きにするな/Wedge編集部 Part 4:「海は俺たちのもの」 漁師の本音と資源管理という難題/鈴木智彦(フリーライター) Part 5:行き詰まる魚の多国間管理 日本は襟元正して“旗振り役"を/真田康弘(早稲田大学地域・地域間研究機構客員主任研究員・研究院客員准教授) Part 6:「もったいない」を好機に変え、日本の魚食文化を守れ!/島村菜津(ノンフィクション作家) column 3:YouTuber『魚屋の森さん』が挑む水産業のファンづくり/森 朝奈(寿商店 常務取締役) Opinion:この改革、本気でやるしかない/Wedge編集部 REPORT 世界からも疑問の声 補助金漬けの漁業はもうやめよう/真田康弘(早稲田大学地域・地域間研究機構客員主任研究員 研究院客員准教授)
  • 世界中から人が押し寄せる小さな村~新時代の観光の哲学~
    4.0
    煤だらけの壁、テレビも冷蔵庫も電話もない、インスタ映えとは無縁の料理――そんなものが、なぜ人を魅了するのか? これからの観光の最重要ワードであり、廃村・空き家問題の救世主となりうる「アルベルゴ・ディフーゾ(分散型の宿)」。その哲学と実践を、イタリアと日本での豊富な取材を基に、徹底的に掘り下げる。
  • シチリアの奇跡―マフィアからエシカルへ―(新潮新書)
    4.0
    映画『ゴッドファーザー』が象徴する〝マフィアの島〟が、今やオーガニックとエシカル(倫理的)消費の最先端へ――みかじめ料不払い運動に反マフィア観光ツアー、有名ピザ屋が恐喝者を取り押さえ、押収された土地は人気の有機ワイン農場に姿を変えた――『スローフードな人生!』の著者が10年以上の現地取材で伝える、諦めない人々のしなやかな闘いのドキュメント。新しい地域おこしはイタリア発、シチリアに学べ!
  • エクソシストとの対話
    3.7
    オカルト的な興味本位の対象として認識されてきた"エクソシスト"。だが、現在イタリアでは、ヴァチカン公認のエクソシストが人々の精神的な闇を癒す存在として、にわかに見直されている。実際に悪魔祓いの儀式にも参列し、数々の"現代のエクソシスト"たる神父を取材。その真実の姿に迫ったノンフィクション!
  • スローシティ~世界の均質化と闘うイタリアの小さな町~
    3.5
    1巻825円 (税込)
    郊外型の巨大なショッピングモール、世界中同じような映画ばかり上映するシネコン、画一的な住宅街、駅前や国道沿いに並ぶチェーン店……。私たちにこの世界の均一化から逃れるすべがあるのだろうか。世界のどこにもない個性的な町など、おとぎ話に過ぎないのか。グローバル社会の中で、人が幸福に暮らす場とは何かということを問い続け、町のアイデンティティをかけて闘うイタリアの小さな町の人々の挑戦に、その答えを探る。
  • エクソシスト急募 なぜ現代人が「悪魔祓い」を求めるのか?
    3.9
    現在、ヨーロッパでは悪魔祓いを行う「エクソシスト」を求める人々が急激に増えている。実際に悪魔祓いの儀式に参列した稀有のノンフィクション作家が、エクソシストたちの証言を交えながら、現代人の抱える精神的な危機を読み解く。欧米社会を見る目が変わる、渾身の報告書。
  • スローフードな人生! -イタリアの食卓から始まる-
    4.0
    「スローフード」って何だろう。それはだらだら食事をすることでもないし、金にあかせて高い食材を買うことでもない。もっと大きな「生き方」に関わる姿勢であることが、本書を読み終わったらわかるでしょう。スローフードな生き方に惹かれる人や食育に携わる人は基礎知識として必ず読みたい定番の一冊!

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  • エクソシスト急募 なぜ現代人が「悪魔祓い」を求めるのか?

    Posted by ブクログ

    フォトリーディング。
    高速を交えて熟読。

    題名からはおどろおどろしい内容を想像したが、しっかりと取材してある社会論。悪魔祓いを通して現代社会を見つめるような本。イタリアが中心だが、現代社会一般についても洞察の深い内容だと思った。星五つ。

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    2013年06月07日
  • スローシティ~世界の均質化と闘うイタリアの小さな町~

    Posted by ブクログ

    まちをつくる 一言にいってもやはり難しく複雑で。 コムーネから学ぶことは多い。画一的になりつつあるまちも、あるべき姿に戻る日が来ることを祈るだけでなく自発的に動く力を身につけたいと思います。

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    2013年04月30日
  • エクソシスト急募 なぜ現代人が「悪魔祓い」を求めるのか?

    Posted by ブクログ

    「エクソシストとの対話」の続編。「対話」から20年、エクソシズムを取り巻く状況の変化や、「対話」に出てきたエクソシストたちの近況から始まって、現代人がエクソシズムを求める理由を探っている。

    「悪魔」という概念は、エクソシズムを語る上で避けて通れない。しかし、「悪魔」をどう捉えるかは、千差万別だ。どの解釈でも「悪魔」を理解するためにはハリウッド的な悪魔像を頭から追い出さなくてはいけないということは共通している。
    悪魔を「知性を持つ外的存在」ではないかという神父もいれば、「人間の意識できない領域にある何かを表す概念」だという精神科医もいる。
    私は精神科医の意見に賛成。でも、神父の意見にも正直魅力

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    2013年08月13日
  • スローフードな人生! -イタリアの食卓から始まる-

    Posted by ブクログ

    スローフード運動とは、個人をがんじがらめにしてゆく「ファーストライフという名の世界的狂気」から、人間性を回復すること。

    それは、食を通じて五感を養い、気づきをもたらすこと。
    つまり素材・味・食べ方・食がもたらす感覚的メッセージ・分かち合う人々に気を配るといった質の高い食生活を実現することからはじまるのだ。

    スローフードという運動の根底にある人間の心・活力の回復を端的に示す話として「山羊神父と風変わりな男たちがつくる山羊のチーズ」は印象に残った。

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    2011年02月22日
  • スローフードな人生! -イタリアの食卓から始まる-

    Posted by ブクログ

    スローフード、スローフーダーとは何たるや、難しい言葉を使わず、一気に頭に入ってきて、わかりやすい。イタリア人をさらにイタリア人にしたような人物の魅力たっぷりに、自然やおいしさの感動そのままに書かれていた。すっかり「スロー」に魅力を感じでしまった。

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    2009年10月04日

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