納富信留の作品一覧
「納富信留」の「哲学史入門Ⅰ 古代ギリシアからルネサンスまで」「哲学の誕生 ──ソクラテスとは何者か」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「納富信留」の「哲学史入門Ⅰ 古代ギリシアからルネサンスまで」「哲学の誕生 ──ソクラテスとは何者か」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
『世にも優れた人よ。あなたは、知恵においても力においてももっとも偉大でもっとも評判の高いこのポリス・アテナイの人でありながら、恥ずかしくないのですか。金銭ができるだけ多くなるようにと配慮し、評判や名誉に配慮しながら、思慮や真理や、魂というものができるだけ善くなるようにと配慮せず、考慮もしないとは』
本編は対話形式で読みやすく、続く本編についての詳細な解説、プラトンについての解説も興味深かった。だけど、この本に書いてある文字を一通り読めたからと言って哲学的概念を理解できたとはとても言えない。
それでも、この社会の大多数に受け入れられている、年収や評判を重視する価値観にどうしても疑問を持ってし
Posted by ブクログ
本書は、世界哲学史シリーズのふりかえりと、シリーズで語られなかった漏れを補完することが目的である。
見た目、各章の流れや、並べ方については、どうして、そうなっているのは、理解できませんでした。読むの長い時間がかかってしまいました。
<ふりかえり>
古代Ⅰ 世界と魂がテーマであった。世界哲学の始点をどこにおくか、それはギリシアである。哲学とは、ギリシアから始まる大系であることを始点におく。
古代Ⅱ ギリシアからローマへの流れとキリスト教の成立が軸となる。この時期に世界宗教が成立したことを捉えて、その成立には、聖なるテクストの整備が必要であったことを論じる。
中世Ⅰ 中世のはじまりと、古代が