鶴見太郎の作品一覧
「鶴見太郎」の「イスラエルの起源 ロシア・ユダヤ人が作った国」「座談の思想」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「鶴見太郎」の「イスラエルの起源 ロシア・ユダヤ人が作った国」「座談の思想」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
民間習俗の由来を調査するに止まらず、研究成果を援用し、現在の生活を改善しようとした柳田民俗学。
だが現代社会で、柳田の姿勢は失われつつある。
「家」「モヤヒ」「故郷」「憲法」「伝承」などの領域で、研究者、画家、作家たちが展開した民俗学の具体例を広く取り上げ、柳田民俗学の実践的な課題を近現代史のなかから掘り起こす。
柳田民俗学が本来目指したものとは何か。
その答えと可能性を追究する一冊。
[ 目次 ]
第1章 『遠野物語』再考
第2章 家
第3章 民俗学が生む“方法”について
第4章 思想への態度
第5章 生活から生まれる論理
第6章 “モヤヒ”の思考
第7章 座談が捉えた思想像
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
柳田国男は、歿後四〇年を過ぎても、いまだに日本の学問・思想界に絶大な影響力を保っている。
しかし、彼が独力で開拓したと言っても過言ではない民俗学は、その後、独創的な継承者を得られず、彼一代の学問として燦然と輝いているのである。
本書は、民俗学の黎明期にあった柳田の詩的な精神が、民俗学者ではなく、むしろ異分野の研究者、思想家、作家などに受け継がれていった経過を、丹念に追跡する試みである。
[ 目次 ]
第1章 柳田がみずからを語る―神秘体験、その他
第2章 郷土会
第3章 柔軟な組織について
第4章 周辺の人々
第5章 古希に集う
第6章 読者群像
第7章 実践者のゆくえ―橋浦泰
Posted by ブクログ
ホロコーストを体験したユダヤ人がなぜ人種主義的で、軍事的な国を作ったのか、あるいはその傾向が強まったのかというのは、謎が多いところ。
そんな関心事で読んでみた。
基本的には、ロシアにおけるユダヤ人という立ち位置が、ヨーロッパにおけるユダヤ人、例えばフランスやドイツとどう違っていて、シオニストの中で、どのような議論のプロセスを得て、軍事的、ファシズム的なものになっていったかということが書いてあって、ほとんど知らなかったことばかりなので、とても勉強になった。
だが、本のタイトルと内容は少しづれている感じもあって、そもそもシオニズムを提唱したヘルツルの思想の解説とか、ロシア以外のシオニストたち