作品一覧

  • 寄り添う言葉(インターナショナル新書)
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    1巻891円 (税込)
    最愛の人を喪った悲しみにどう向きあうか。天才歌人である妻、河野裕子を亡くした永田和宏が、同じく最愛の人を喪った作家・歌人・医師たちと本音で語りあう。集英社クオータリー『kotoba』の連載を大幅に加筆修正し、書籍化。後悔や悲しみを抱えるすべての人に寄り添う1冊。
  • Web新小説 2022年4月22日号(通巻1号)
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    1~11巻500円 (税込)
    <特集>『新・日常考―きのうまでと違うこと』 「非日常」が私たちの「日常」を覆いつくしてから、二年余りが過ぎました。いままた恐ろしい「非日常」を告げるニュースが途切れず、不安な日々が重ねられていきます。それでも、きのうより今日を、明日こそはと願う気持ちは万国共通のはず。新・日常考―きのうまでと違うこと。「日常」を問い直し、新たな日々を編むための試みです。 【目次】噓でもいいから/堀江敏幸、斎藤茂吉の危機と再生/小池光、離れて働く、みんなと働く/酒井順子、特集とりとめな記/   特集編集班、週末のアルペジオ/三角みづ紀、藤沢周・連作小説館⑥/藤沢周、猛獣ども/井上荒野、町田康の読み解き山頭火/町田康、しおり物語/岡もみじ、アマネク ハイク/神野紗希、兼好のつれづれ絵草紙/三遊亭兼好、漱石クロニクル―絵で読む夏目漱石の生涯―/大高郁子、楸邨山脈の巨人たち/北大路翼、Dr.よねやまの芸脳生活芸術家の生き様を医学で考える/米山公啓、江戸の愛猫/宮川匡司、気まぐれ編集後記/万年editor
  • うたの動物記
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    1巻779円 (税込)
    動物は詩歌の友だちなのだ。斎藤茂吉の馬、宮沢賢治のこおろぎ、谷川俊太郎のかっぱ……現代の代表的歌人が、詩歌に詠まれた動物を、その生態、行動、歴史とともに、縦横無尽にユーモラスに読み解く。日本エッセイスト・クラブ賞受賞作の105篇の名コラム。
  • うたの人物記 短歌に詠まれた人びと
    5.0
    1巻1,408円 (税込)
    三十一文字できりとられた個性的な人々の生を、エスプリとユーモアに富んだ語り口で読み解く。知的好奇心をくすぐる短歌エッセイ集。
  • うたの人物記 短歌に詠まれた人びと

    Posted by ブクログ

     夕暮れのプラハの街を足ばやに役所より帰るフランツ・カフカ  ──玉城徹
     ミケランジェロに暗く惹かれし少年期肉にひそまる修羅まだ知らず ──春日井健

     タイトルの通り、人名を詠みこんだ短歌を紹介するエッセイ集。目次を見ると、科学者、作曲家、政治家、スター、詩人e.t.c.とバラエティに富んでいる。

     小池光さんは歌人で、そもそも私は彼の短歌が好きでこの本を手に取った。そして、あまりに簡潔にして要領を得た、それでいて想像力豊かな文章に驚く。たとえば、ニュートンを説明するこんな文章。

    「ニュートンはその物理学の原理いわゆるニュートン力学を記述するのに、適当な数学がなかったためまず微分積分学

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    2019年01月19日

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