作品一覧

  • アメリカは日本の消費税を許さない 通貨戦争で読み解く世界経済
    4.0
    1巻815円 (税込)
    「消費税」という名の非関税障壁に対し、米国はいかなる報復に出るか? 日本製品を米国に輸出する場合、輸出企業は、消費税にあたる金額を輸出還付金として日本政府から受け取ることができる。これが非関税障壁となり、日本企業の競争力を増すことになる。ゆえに米国は、過去にも日本の消費税に対し報復を行なってきた。1989年消費税導入→日米構造協議、1994年消費税増税法案可決→年次改革要望書、1997年消費税増税→金融ビッグバン、2010年消費税10%案→日米経済調和対話、2012年増税法案可決→TPP協議本格化。では、2014年と15年の増税には、米国はどのような報復を画策しているのだろうか――。 「消費税」をはじめとして「TPP」「規制緩和」「為替」等の問題は、日米交渉の歴史という観点から見ると一つの道筋で繋がっていることがわかる。現地で渉猟した米公文書館の資料をもとに解説する「誰も書かなかった日米経済戦争の真相」。これぞ、著者の集大成となる一冊!
  • マネーの動きで見抜く国際情勢 経済メカニズムの“ウラ・オモテ”
    4.5
    1巻750円 (税込)
    甦ったアメリカの金融資本主義が日本の資産を襲う!プロのディーラーが見たイラク戦争、サブプライムローン、ギリシャ・ユーロ危機……。その次に来るものとは何か?世界情勢を巡る数々の事件で莫大な利益を手にしているのは誰か。覇者達はあの手この手で搾取を目論んでいる。彼らの思惑を見破るには、「誰が得をしているのか」という国際情勢のB面を探ればよい。次々と明らかにされる衝撃的な国際情勢の裏側と各国の思惑。次の標的となるのは莫大な日本資産かもしれない。我々の財産を守る術はあるのか?

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  • バブルの死角 日本人が損するカラクリ
    4.0
    1巻748円 (税込)
    世界経済がバブルの気配を帯びてきた。しかし、浮かれている場合ではない。マネー資本主義の最後を締めくくる大きなバブルの崩壊が数年後に確実に待ち構えているからだ。その危機にどう備えるべきなのか。じつは日本人の富が強者に流れていくカラクリがさまざまな制度に埋め込まれてしまっている。消費税も新会計基準も表の顔と違う側面がある。為替介入でも国富はアメリカに流出していく。日本国民が必死で働いて生み出してきた富を掠めとっていく裏の仕掛けとはなにか。1%のグローバル強者に対抗して、99%の我々が知的武装をするための必読書!【目次】はじめに―バブルには死角がある/第一章 消費税というカラクリ/第二章 税制の裏に見え隠れするアメリカ/第三章 時価会計導入で消えた賃金/第四章 失われた雇用と分配を求めて/第五章 為替介入で流出した国富/第六章 バブルの死角/おわりに―知的武装のために
  • アメリカは日本の消費税を許さない 通貨戦争で読み解く世界経済

    Posted by ブクログ

    著者の研究により、消費税と為替が通商問題で繋がっている事を見いだし、そのその内容を章を追うごとに読み解いている。
    背景には膨大なデーター及び公文書があり、正に岩本沙弓の渾身の1冊だと思う。
    著者の本を全冊読んでいるが、その中でも難しさは一番か…。
    内容がいいから誰にでも薦めたいが、この難しさは相手を選んでしまうなあ。弱者の為の内容なのに、そこがジレンマですね。
    暫く筆をおくそうだが、私は岩本沙弓の復活を待ってます!

    0
    2014年01月31日
  • バブルの死角 日本人が損するカラクリ

    Posted by ブクログ

    消費税がビッグな輸出業者にとってはメリットが大きいとか。
    輸出還付金とやらがあるそうだ。初めて知った。
    消費税の税率があがれば尚更濡れ手で粟状態だ。
    道理で早く上げろと経済界からプッシュがくるはずだ。
    そのおかげで中小企業が搾取されてしまう。

    円安時にアメリカは借金をして、
    円高時に借金を棒引きしてしまう。
    今は円安に向かってるから日本の国富がアメリカに流れてる。
    そのうちバブルがはじけて円高に向かう。

    0
    2013年09月12日
  • バブルの死角 日本人が損するカラクリ

    Posted by ブクログ

    この本に書かれてるくらいのことを、有権者が知っているべきだと信じる。そうなっていないとしたら、それは国民に行き渡るべき情報が遮断されているのだ。
    木の葉を隠す森のように無益な情報が溢れ、必要な情報が隠されているなら、情報統制されている独裁国家と変わらない。

    0
    2013年08月22日
  • マネーの動きで見抜く国際情勢 経済メカニズムの“ウラ・オモテ”

    Posted by ブクログ

     表だけしか見れない日本国民と裏の存在を見て見ぬふりをするマスコミ連中。やらねばならない何事かを詳しく解説された一冊。

     あまりう期待していなかったけれど過去の同様な本に比べ自分の欲しい情報がふんだんにちりばめられている。

     裏とか陰謀となると世の中はその話を違った見方で解釈するしかし、B面という言われ方をするとまた感じ方は違うだろう。日本の経済が悪いままなのは中国でも韓国でもましては北朝鮮でもないだろう少なからず関与しているかもしれないが大きく関与しているのはアメリカなのだとはっきり言える人が本当の政治家にならなければいけない。

     日本が所有するアメリカ国債、日本有利に処分できる政治家

    0
    2013年07月30日
  • バブルの死角 日本人が損するカラクリ

    Posted by ブクログ

    新書にしておくのは勿体ない位の内容の濃さ。
    今国民の死角になっている、もしくは知らないが故に騙されている?ことを一次データから読み解く。著者もあとがきに書かれているが、それを時系列に並べているので、半期分の大学の講義のようで大変勉強になる。
    そして、著者の目的は社会的弱者である国民一人一人の幸せというのがいいよね。
    「消費税増税」「時価会計」「為替介入」に疑問を持ったら、ぜひ読んで欲しい。

    0
    2013年06月14日

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