作品一覧

  • ウェブ×ソーシャル×アメリカ 〈全球時代〉の構想力
    3.9
    「ウェブ」と「アメリカ」を考えるための新たな基本書の誕生。批評の新次元を開く待望の書。著者の池田純一氏は、デジタル・メディアの黎明期からの専門家であり、コロンビア大大学院で公共政策・経営学を学びました。ニュースや事象をいちはやく分析、ウェブと社会の関わりを洞察するブログ「FERMAT」(http://www.defermat.com/)は、高い評価を集めています。●Apple、Google、Twitter、Facebookは、なぜアメリカで生まれたのか? ●Googleを支える思想とは何か? それはこれからどこに向かうのか? ●FacebookとTwitterの本質的な違いはどこにあるのか? ●ウェブの展開は「ソーシャル」という概念を、どう再定義していくのか? ●ウェブによる国際化(全球化)に、ビジネスマンをはじめとして人々はどう対処していったらよいのか? これらの問いに答えながら、本書は同時に、「ウェブはアメリカの文化的伝統を、いかに継承・具現しているのか。社会の変容にどう寄り添い、国境を越え、結果として世界を動かしていくのか?」という壮大な問いに、歴史、社会、経済、思想、工学、建築、デザインなどの分野の境を超え、端正でやわらかな文章で語っていきます。ウェブが抱いてきた夢=「構想力」の源流をたどり、ゆくえを探る、斬新かつ根源的論考です。(講談社現代新書)
  • 〈未来〉のつくり方 シリコンバレーの航海する精神
    3.8
    なぜイノベーションはシリコンバレーで起こるのか? IoT時代に入り、Googleはどんな未来を描いているか? 大望を語る起業家、それを後押しする若き投資家、そしてITの巨人Google、Amazon、Facebook……彼らの合い言葉は「Better World」「Better Future」。彼らを突き動かす力の源を解き明かす渾身の論考! (講談社現代新書)
  • ウェブ文明論
    4.2
    1巻1,320円 (税込)
    1985年にカリフォルニアと東海岸を旅し、《アメリカ=文明》という視点で、この人工国家を捉えた司馬遼太郎の『アメリカ素描』。多民族社会を活写(スケッチ)するその姿勢に範をとりながら、インターネットという新潮流に注目し、ソーシャルネットワークからクラウドファンディングまで、背後にある精神(スピリット)と機構(メカニズム)を考察する斬新な論考。
  • ウェブ文明論

    Posted by ブクログ

    非常におもしろかったです。アメリカの紀行文的な語り口の中に、とても深い考察があり、筆者の思考の強さを感じました。アメリカの地理、歴史、文化、法体系など様々な視点から現在のウェブに至る流れがわかります。何度も読み直したい本です。

    0
    2020年04月25日
  • 〈未来〉のつくり方 シリコンバレーの航海する精神

    Posted by ブクログ

    『ソーシャル以後、ウェブ上で様々なコミュニケーションが可能であることを、世界中の人々が経験した。そのため、それ以前に比べて人類のレベルで幸福を想像することが容易になったことは確かなのだろう。

    ウェブ企業における地球規模のユーザー数の多さが、そのような発想を自然なものにする。この段階になるとおそらくは、人類の幸福を扱う世界観(=宗教観)の下で世界を解釈してきた文明的記憶の有無や程度が、そもそもの発想に影響を与えることだろう。キリスト教を始めとする普遍宗教への関心が高まるのもそのためだ。

    なぜなら、極めて個別的な体験が、ウェブという地球規模のコミュニケーション回路を通じて瞬時に世界に行き渡るこ

    0
    2015年12月23日
  • ウェブ文明論

    Posted by ブクログ

    インターネットをベースに都市文明論、技術動向、社会との関わり、政治との関連等を幅広く考察したエッセイ集.著者のITに関する豊富な知識が単なる技術紹介に終わっていない所が素晴らしい.一般の新聞報道では見かけない新しい語句やフレーズが数多く出てきた刺激的だ.アメリカとインターネットの関係が多くの面から切り開かれている論考だ.

    0
    2014年02月02日
  • ウェブ文明論

    Posted by ブクログ

    アメリカに対する視点が広く深く据わっている。
    この本ではヨーロッパ、アジアに対する言及が少なかったが、そちらについての蓄積が進めば、いい評論家になるだろう。

    0
    2013年07月01日
  • ウェブ×ソーシャル×アメリカ 〈全球時代〉の構想力

    Posted by ブクログ

    良書。濃い。包括的で哲学/思想的な思考、文章が気持ちいい。
    要再読。

    移動中に読む本がなくてたまたま入った本屋で目に止まった。講談社現代新書はもっと頻繁にチェックしておいたほうがいいな。

    0
    2013年01月27日

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