作品一覧

  • カビの取扱説明書
    4.3
    1巻990円 (税込)
    暗い、汚い、かび臭い――陰気なイメージのカビが、美食界では大ブーム!  レストランで著者が見たものとは…。 ほかスマホや文化財に生えるカビなど、意外な一面に驚きつつ、かしこい付き合い方がわかる! 本書は2020年に弊社より刊行された書籍の文庫化です。 文庫化にあたり、カビをどう防ぐのかについての章を設け、実用的にも充実した内容となりました。 (章立て)第一章 食べるカビが大ブーム 第二章 カビの正体 第三章 思わぬところに生えるカビ 第四章 冷蔵庫・エアコン・洗濯機──家電のカビの今昔 第五章 カビ対策 一に乾燥、二に乾燥 第六章 石灰岩帯と山火事の後 第七章 カビは体にどのくらい悪いのか 第八章 ヒトとカビの闘い
  • カビはすごい! ヒトの味方か天敵か!?
    4.0
    1巻779円 (税込)
    カビの実態は意外に知られていない。 ヒトに害を与えもすれば、画期的な医薬品も生んでいる。 チーズ、醤油、日本酒、鰹節……日本の食卓には不可欠だ。 カビ臭は不快だが、ルーペをのぞけばそこはお花畑。 食品、洗濯機、浴室のカビなどの事例からその正体、つきあい方を探る。 『人類とカビの歴史』改題。
  • 人類とカビの歴史
    3.8
    1巻1,500円 (税込)
    カビは身近な生き物だが、意外にその実態は知られていない。人に害を与え、重篤な病気を引き起こすカビがある一方で、「善玉カビ」もある。人とカビのかかわりの歴史を詳述するとともに、洗濯機、浴室、食品に発生するカビなど身近な事例から、カビ対策やカビとのつきあい方も探る。
  • カビの取扱説明書

    Posted by ブクログ

    ウィルス系の本を読んでちょい疲れだ後で読んだら…
    めちゃめちゃ引き込まれてしまった!
    この本、おもしろかった!

    なんせテーマが「カビ」
    身近にあるアレですから、わかりやすい!
    そして生活に密着した内容から驚きの科学的な話まで!

    エアコンやら浴室やらパンやらゴムパッキンやら…
    なんにでも生えて切るカビ
    あいつらはプラスチックでもガラスでもなんでも生える
    弱点はないのかい?
    そもそも何なの?
    的なことから、
    人間のお役に立つ話や実は現在だからこそ繁栄したカビの話やら、今、私たちの浴室にいる赤いやつやらから読み解く東南アジア発祥のカビが世界を制す!?的な話まで…

    著者の浜田信夫さんは大阪市立自

    0
    2023年07月22日
  • 人類とカビの歴史

    Posted by ブクログ

    子どもの頃、箱でみかんを買っていたときに、最後の方でみかんにカビが生えていたことを思い出す。酸性の食品は細菌は増殖しにくいが、カビはそんな環境でも生きられる好例なのですね。水虫は白癬菌というカビが原因なのですが、地球と人類の関係を人間とカビの関係に投影した野坂昭如氏の作品を引用してきたあたりは思わずうなってしまった。

    0
    2013年08月09日
  • カビの取扱説明書

    Posted by ブクログ

    クーラーのカビのことなどが気になって読み始めたが、カビのさまざまなエピソードが多角的に紹介され、面白かった。

    読んでいる最中に、紅麹の青カビのニュースもあり、ますます興味深く読んだ。どのエピソードも「ほほう」と思えるもので、もっと深く知りたいと感じた。

    終わったところで紹介された中高生の研究の話もとても興味深い。研究結果ももちろん興味深いが、中学生の研究が着実であり、さらに高校になっても続けていて、こういうふうに自然に研究していって、研究者の卵になっていくのだろうなと、感慨深かった。

    エピソードがそれぞれ完結しているので、読み進めるのは遅かったが、どのエピソードも面白かった。読んでよかっ

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    2024年04月05日
  • カビの取扱説明書

    Posted by ブクログ

    カビ、カビ、カビ。これをテーマに身近な視点や専門的でマニアックな視点まで楽しめる一冊。私はあまり繊細な暮らし方をしないので、カビと上手く付き合えず、よく同居人に怒られる。身体に悪そうな気もするが、カビたチーズは口にする。そもそもカビとはどんなもの、という視点に答えてくれる。

    微生物を分類すると①原核生物②真核生物③非細胞性に区別できて、①は細菌、③はウイルス。②に菌類や藻類があり、カビはこの菌類に属する。菌類には、酵母やキノコも含まれる。という事で、本著では、カビと一緒に、酵母、キノコが取り上げられる。

    それで、人の生活に役立つ菌類が酵母だという話で、それは分かるが、やはりカビは悪者か。カ

    0
    2024年02月25日
  • 人類とカビの歴史

    Posted by ブクログ

    専門家の口から「家庭のカビの原因は7割は家の構造か環境にある」とあって、少し安心したと同時に引っ越ししたくなった。
    多くのカビには強い毒性はなく、カビが全くない場所はカビも住めないほどの(乾燥しすぎな)場所とも言えるので、我々はカビに対して潔癖になりすぎているかもしれないとも思った。
    抗生物質のペニシリンがカビから発見されたのは知らなかった。
    恩恵を受けている部分も含めてカビのことをよく知れた。

    0
    2022年08月27日

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