海老坂武の作品一覧
「海老坂武」の「いまこそ、希望を」「NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か 希望と自由の哲学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「海老坂武」の「いまこそ、希望を」「NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か 希望と自由の哲学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
晩年のサルトルと秘書のベニィ・レビィとの対談記録である。対談編ということで、読みやすくはなっている一方で、哲学的な基本概念を理解していないとなかなか追いつけないだろう。特に「8.政治よりももっと根本的な」以降は、「友愛」と倫理や暴力の関係性の話がメインとなっており、「友愛」の概念をある程度知識がないと理解が難しいだろう。やはり「希望」を語るには、過去の革命や、当時起きていた植民地解放運動の話を抜きには進めることはできない。現代は場所が変わっただけで、世界情勢はサルトルがいた時代と近くなってきているような気がする。仮にサルトルが今も生きていたら、技術や経済だけが発展したような、今日の世界に対して
Posted by ブクログ
無知過ぎるんだけど、実存主義は結構古くからの思想かなと思ったら、戦後からだったのか。
読むと解放と不安の時代だからこそ生まれたのだと納得。
「実存が本質に先立つ」というのは何となく分かっていたけど、
「人間は自由の刑に処されている」というの実存主義からなのね。
改めて諸々を神様のせいに出来ないから、自分で決定し、理由を見い出さなければならない…「人間って面倒くせえ」って事を噛みしめてしまった。
あと、私と物の関係だけでなく、他者からのまなざしによって自分の存在が規定されるとあったけど、
そういう意味では神はいないけど世間という神の逆鱗に触れないように生きているなと思った。
ただ、他者のしが