後藤明の作品一覧
「後藤明」の「イスラーム世界史」「海を渡ったモンゴロイド 太平洋と日本への道」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「後藤明」の「イスラーム世界史」「海を渡ったモンゴロイド 太平洋と日本への道」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
【イスラームは、多くのものをイスラーム以前のメッカ社会、そしてより広くアラビア世界に負っている】(文中より引用)
イスラームの聖地であるメッカ。その都市の成り立ちと性格について、数多くの伝承などを基にしながら紐解くことを試みた作品です。著者は、初期イスラーム史を専門とする後藤明。
一つの「都市史」として興味深いだけでなく、メッカに関するあまり知られていないトリビアも豊富に盛り込まれた良作。初版は30年近く前に出版されているとのことですが、古さを感じさせない内容に目を見張るものがありました。
ヒジャーズ地方ってまた独特なんだろうなと☆5つ
Posted by ブクログ
とにかく扱ってる話題がおもしろい。詳しい話を聞いたことがない。でも、章立てやエピソードの整理には改善の余地があるような...
世界各地で伝わる神話の共通性は、大航海時代以降に伝わった部分もあるにせよ、それでは説明できない、つまり、人類の移動/移住の歴史で説明される部分が少なくない。
読み終わっても整理できていないけど、例えばこんなモチーフが広く見られる。
釣り針/槍をなくすと動物の世界に行って動物の長と仲良くなり、帰ってきて幸せに暮らす。浦島太郎、海彦山彦。
脱皮できなくなったから人間は死ぬ。
世界は無か水か巨人か卵の中から出てくる。
大抵、太陽と月は男女で、星は動物。何かと追いかけっこ