作品一覧
-
4.32~4歳の子どもの約5%に発症するという吃音。言葉の頭の音のくり返し、引き伸ばしのほか、言葉につまるのも吃音の症状です。吃音に関する最新の知識は、かつての常識とは大きく変わっています。正しい知識を知ることで不安や悩みは解消されます。本書では原因、現れ方、家庭・学校での対応を徹底解説。吃音に悩まされていたことから医師となった吃音ドクターとして知られる菊池良和先生のアドバイスが満載の書です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
-
-
-
4.2
ユーザーレビュー
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ小説じゃなくて、新書を読んで感動して泣いたのは初めてかもしれない。興味深く、心を揺さぶられながら、二時間ほどで一気読みしてしまった。
文学好きな人なら吃音になんとなく興味を持っている人は多いのではないかと思う。私はもちろん、村上春樹の「ノルウェーの森」に出てくる突撃隊で興味を持ち、小島信夫の吃音学院も読んだ。
この本、タイトルからして「吃音」には「世界」があると思わされて良い。著者ご本人の体験から始まって、吃音のある人がどのように苦労しているか、親がどんなに悩むものか共感できる。どんな言語でも世界中に1%程度吃音の人がいるというのも興味深いデータだ。原因や治療法など、これまでの国内外の研究や治