菊池正史の作品一覧
「菊池正史」の「安倍晋三「保守」の正体 岸信介のDNAとは何か」「「影の総理」と呼ばれた男 野中広務 権力闘争の論理」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「菊池正史」の「安倍晋三「保守」の正体 岸信介のDNAとは何か」「「影の総理」と呼ばれた男 野中広務 権力闘争の論理」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
【愛のない社会は暗黒であり、汗のない社会は堕落である】(文中より引用)
戦後保守政治の体現者であると同時に、時に「旧体制」の代表のようにも目された野中広務。弱者に寄り添う姿勢を常に保ちながら、同時に「政界の狙撃手」とも呼ばれた複雑な人間像に迫る作品です。著者は、日本テレビで総理官邸クラブのキャップなどを歴任した菊池正史。
著者が本作で指摘するように、戦後政治を体現する政治家の一人が野中氏だったのかなとの思いを強く抱きました。著者の思いが強く滲み出た作品ではありますが、野中広務という人物を補助線としながら戦後の日本政治を俯瞰していく上で大変参考になる一冊かと。
「ひろむちゃん」というコント