作品一覧

  • ソメイヨシノ
    -
    1巻220円 (税込)
    美術教師の実環子は、セックスが好きだった。 割とすぐに、誰とでも、した。 それは自分が一番自由になれる瞬間だったから。 ある日バンジョー奏者の竜之介に会い、実環子は変わった。 互いのことをもっと知りたくなった。 けれど、知れば知るほど、遠ざかっていくものがあってーー。 カルト的人気を誇る中島桃果子のデビュー後第一作、待望の復刊!
  • 甘滴恋情事 ~その指で私を濡らして~
    4.7
    1巻693円 (税込)
    激動の昭和初期、エロティックなサービスが巷に溢れていた頃、元・芸妓の君志乃(きみしの)は、健全なカフェーの女主人として店を盛り上げていた。健全がゆえか色恋とは遠ざかり、とある湯屋にある淫靡なマッサージ――『指』による愛撫だけで女の悦楽を得ていた。だがある日、興業装幀家・粋元硯(いきもとすずり)と運命的な出逢いを果たす。巷の女が誰しも憧れる彼のスマートかつ淫らな手ほどきに導かれ、忘れていた恋に目覚める君志乃。滴るような甘いときめきに、涸れていた身も心も再び花ひらく――。
  • 魔女と金魚
    -
    1巻606円 (税込)
    無色透明のビー玉の囁きを聞き、占いをして暮らしている魔女・繭子。浮気調査、失せもの探し、未来予想――たいていのことは解決できるが、なぜか自分の恋だけはうまくいかない。恋人の要には、彼女がいるのだ。しかも酔っぱらった要に、お金を盗られてしまい……。仕事は発展途上、恋人は彼氏未満。焦りを勇気に変えて生きる繭子の成長小説。
  • 密やかな口づけ
    4.0
    1巻606円 (税込)
    娼館に売り飛ばされ調教された少女。大きい胸をもてあましている女性。不倫の恋人に飽いて、高校生に惹かれていく病院受付の女性。SMの世界に足を踏み入れてしまった地味なOL。湯船の中で前日の甘い記憶を思い出しながら一人で楽しむ女性。生徒と関係を持ってしまうピアノ講師。様々な形の愛が描かれた気鋭女性作家による官能アンソロジー。
  • フルール文庫創刊記念 ルージュライン
    無料あり
    2.3
    1巻0円 (税込)
    前向きにがんばる大人の女性がとても多くなった現代。そんな女性たちの明日の活力になる、良質でエロティックな新・恋愛小説レーベル――『fleur(フルール)』。男女の濃密な恋愛を描いた「ルージュライン」。ココロもカラダも癒され潤う、人気の4作品をお試し読み。
  • 艶蜜花サーカス ~フィリア・ドゥ・フェティソ~【電子特典イラスト付】
    3.2
    1巻759円 (税込)
    “艶女”――それは、想い人と性交し本当の女の悦びを知ることで、背中や腰に花や蝶や鳥などの絵が浮かんだまま、入れ墨のように定着する特異体質。これは妖艶な旅回りのサーカス一座「フィリア・ドゥ・フェティソ」を舞台に繰り広げられる、彼女たちの恋と愛に満ちた六篇の物語。スターと恋に落ち艶女になる飴籤の売り子。演出家との恋で自身も強く成長していく新米の艶女――“恋”に泣き“愛”に濡れ、女たちは艶めく花になる。
  • 甘滴恋情事 ~その指で私を濡らして~

    購入済み

    耽美な世界。
    文字から溢れかえる壮絶な色香。凄まじい。
    とてつもなく淫らなのに、純粋さにときめく不思議な読み心地でした。

    0
    2024年03月31日
  • 甘滴恋情事 ~その指で私を濡らして~

    匿名

    文章力

    この手の本は、簡単に読めてすぐに忘れるものだけど、この作品はすごい。コメント書く気になったもの。

    最近外国物でベストセラーの官能小説とか読んだけど、軽すぎて、がっかりしました。本棚から完全に削除したい。

    フルールはたまに読むけど、これはずば抜けて表現力がすごい。
    これはこれでよいけれど、この手の小説家にしておくのもったいないな・・

    0
    2015年08月29日
  • 密やかな口づけ

    Posted by ブクログ

    宮木あや子さんの作品が入っているので、買ってみました。

    女性作家の書く官能小説は、変にねちっこかったり、興ざめするようなところがなく、きっちりと書かれている感じのするのが、良いところかな・・・。

    男性の描くそういったシーンは、女性からすると、流れとか色々と都合が良すぎて、「ないわー」と、あきれてしまう事がしばしばあるのですが、女性が描くものは、そこに至るまでの過程や心情がしっかりとしている上に、同性なので、「さすがわかっていらっしゃる、そうなのよねー」と、納得出来ます。

    このアンソロジーも、宮木あや子さんは勿論、どれも良かったのですが、一番好きなのは、吉川トリコさんの『ポルノ姫』です。

    0
    2014年02月09日
  • 密やかな口づけ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女性作家達による官能アンソロジー。男性作家が執筆する官能小説とは違い、女性作家の官能小説は繊細。そして、女性の気持ちがわかっているのでリアルでもある。吉川トリコと遠野りり子の作品がすごく良かった。遠野りり子はSMの事がよくわかっている。自称Sの人に関しての部分は特に同意。豪華な作家陣の小説が一気に読めて満足。

    0
    2014年03月26日
  • 艶蜜花サーカス ~フィリア・ドゥ・フェティソ~【電子特典イラスト付】

    Posted by ブクログ

    電子書籍で。いわゆる乙女系小説と似ているようで違っていて、物語の中に艶がある感じ。切ない系かと思っていたらそれぞれの幸せな恋が描かれていてよかった。

    0
    2014年04月15日

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