作品一覧

  • ブリテン帝国史のいま――グローバル・ヒストリーからポストコロニアルまで
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    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 帝国史の課題は何か。政治・軍事・外交から社会・文化へのブリテン帝国史革命、国内史から帝国史への帝国論的転回、さらにはトランスナショナル・ヒストリーやグローバル・ヒストリーの大胆な試行と、グローバル化の展開に応じて変容を遂げた帝国史研究の最前線を追跡。そして、これから何をなすべきかを提示する。
  • 英語の帝国 ある島国の言語の1500年史
    値引きあり
    3.8
    1巻1,270円 (税込)
    英語はいつから、これほど世界を覆う言語になったのか。イングランドに出現した言語が、ウェールズ、スコットランド、アイルランドに広がり、ついで、インドやアフリカ、オーストラリア、アメリカをも含む植民地へと達し、さらにグローバルな地域へと拡大した「英語の帝国」。これらの地域は、どのように「英語」と出会い、反発し、受け入れたのだろうか。そして、日本の英語教育の始まりと、森有礼の「日本語廃止論」の真相とは。
  • 内なる帝国・内なる他者 : 在英黒人の歴史
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    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人種問題・「非白人」の観点・イギリス帝国史を取り入れながらの在英黒人史研究。
  • イギリス帝国と世界システム
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    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自由貿易帝国主義論からジェントルマン資本主義論に至るイギリス帝国史研究を踏まえた上で、世界システム論の長期的でグローバルな視野を導入して、世界システムの動態、イギリス帝国の構造、帝国の社会・文化史、帝国の性、環境史などの新しい領域を切り開く。
  • 英語の帝国 ある島国の言語の1500年史

    Posted by ブクログ

    本書の核となるのはウェールズ・スコットランド・アイルランドにおけるイングランド語の進出の過程である。その後,インドやアフリカ,日本などの歴史についても触れている,日本の章では森有礼の「日本語廃止論」を読み解いている。

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    2023年04月01日
  • 英語の帝国 ある島国の言語の1500年史

    Posted by ブクログ

    英語がいかにウェールズ、スコットランド、アイルランドで広がり、アメリカやオーストラリアに広がり、その他植民地に広がり、日本や韓国といった直接的に英語を必要としない国々で親が子に教えようとやっきになっているのかという事情がわかる本。オストラーの英語に関する未来予測やカチュルによる円を使った世界諸英語のモデル化など、あまり英語の歴史に詳しくないので勉強になったし面白い。

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    2017年01月24日
  • 英語の帝国 ある島国の言語の1500年史

    Posted by ブクログ

     「ブリテン近現代史」が専門の著者による、イングランドの英語がスコットランド、ウェールズ、そしてアイルランドを含めたブリテン諸島に広がっていき、そこからインドやアフリカを含むブリテン帝国へ(厳密にはp.129にあるように「ブリテン諸島とブリテン帝国の英語の普及は近現代に並行して行われた」らしいけど)、そして日本を含む世界へと広がっていく過程を観察し、英語話者と非英語話者(受容側)の態度はどうであったのかを解説する本。日本の章では、「英語公用語論」と関連して森有礼の話題と、そこに端を発して議論される昨今の英語教育についての見解も述べられている。
    英語史で勉強する外面史は、せいぜいゲルマン民族の大

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    2020年06月22日
  • 英語の帝国 ある島国の言語の1500年史

    Posted by ブクログ

    英語の拡散とその需要のされ方についての通史である。

    紛れもなく帝国的な広がり方と言えるし、
    もしかすると帝国主義とは言語の不均衡な浸透を言うのではないかとも思える。

    しかし、当然軍事的な侵略のみで言語の浸透は起きない。
    当該地方の積極的な受け入れもあってこその不均衡な浸透である。
    つまるところ、それが「役に立つ」から喜ばれるという側面だ。

    京都に住んでいると外国からの旅行者を多く見かける。
    ヨーロッパだけでなく、アジア圏からも多く来ている。
    中国人か韓国人か台湾人か、区別はつかないけれど
    土産物屋の店員やホテルの対応は特に困らない。
    みんな同じように英語を話すからだ。

    これが支配言語が

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    2017年06月25日

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