中島岳志の作品一覧
「中島岳志」の「決定版 インドのことがマンガで3時間でわかる本」「アジア主義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中島岳志」の「決定版 インドのことがマンガで3時間でわかる本」「アジア主義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
政治思想の研究者である中島先生と、現世田谷区長の保坂氏の対談本。
中島氏が評するように、保坂氏が他と異なるのは、1人の人物内にある与党性と野党性の同居。
保坂氏は社民党として初当選し、自社さ政権時に、当選1年目ながらに自民党の重鎮たちと政策論議を行ってきた。
そうした中で、当時の自民党幹事長の加藤紘一氏が、政策の各テーマに対して自民3人、社民2人、さきがけ1人の6人でユニットを作り、あえて多数決では決まらない熟議での政策決定の方法を執ったことが原体験と言う。そうした中で、加藤氏の、「保坂君が納得することに普遍性が宿る」という対立する立場の中でも熟議によって合意形成をする胆力のある与党政治家に触
Posted by ブクログ
保守と立憲 中島岳志
昨年、『リベラル保守宣言』を読んでから、中島先生の本を読み漁っている。共著である『利他とは何か』と含めると、本書は8冊目にあたる。中島先生の言う、保守思想というものは非常に納得感がある。本書でも、その他の書籍と同様に、保守主義について、「人間の無謬性への懐疑主義的な人間観」と定義する。人間は道徳的にも能力的にも不完全であり、罪や悪から完全に開放されることはない。そのため、完全な社会等作りえない。そのため、保守は理性の外科医を理性的に把握する。理性はいかなる時代においても無謬の存在ではない。人はいかに合理的に行動しようとしても、過ちや失敗を繰り返す。社会は想定外のことが起
Posted by ブクログ
116ページ
田中美知太郎と反時代精神のところ。
民主政治は、「劣悪者」を指導者に選ぶと、途端に「最悪の独裁政治に転化」してしまいます。そして、独裁政治は「組織の末端において愚劣さは倍加される」ため、国民はさらに劣悪な状況に置かれることになります。
戦争中に声高に「国体」を叫んだ人間と、戦後に「平和」を叫ぶ人間が同根の存在であると認識し。その両者からの距離をとることを言論の核と据えました。118ページ。
林健太郎1968年全共闘と対峙した東大文学部長
歴史修正論争歴史認識論争は1993年頃から始まっており、様々に力強く日本の侵略戦争であることから目を逸らすなと論争を冷静に繰り広げた。
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