森白ろっかの作品一覧

記憶がなくても愛せるの？

歩道橋？から落ちて、頭を打ったことで記憶が無くなってしまった妻。　結婚といっても婚姻届を出したばかりで、厳粛な結婚式や盛大な披露宴を行ってはいない。しかも、両家の間に確執があり、祝福どころか猛反対されていて。
自分の名前も、夫どころか親も覚えていない。
そんな状態の妻を、迷うことなく愛している、と言える夫はすごい。

ゴリマッチョだらけの職場で、紳士的で美しい上司に憧れていたヒロイン。
だが実は彼は魔王だった…！

魔族のため、人の恋愛感情がわからない。
ヒロインに執着するも、この気持ちはなんなのか？
一方のヒロインも、魔族であるとわかっているのに惹かれていることに気づく。
気に入ってくれていることは理解しているけれど、恋愛感情を持って欲しいと願ってしまうように。
種族違いの両片思い。じれもだ？ヒーローが優しくて良かった。
ヒロインの親がヒロインに頼りっきりなのが少し気になった。貴族だから仕方ないのかな。もうちょっと自分たちでどうにか…茶葉買うのも贅沢してしまった、みたいな描写が可哀想で。

全てを乗り越え...続きを読むてのハッピーエンドは良かったです。新魔王様も好きなタイプなのでスピンオフが見たいほどでした！

社内恋愛に憧れる新入社員の咲良と、専務の蓮との恋愛。社内恋愛禁止、発覚した場合は懲罰という厳しい決まりの中で、2人がどう振る舞っていくのか。まだ社会人としても未熟な咲良には理解ができない部分もあったのでは。
最終的には落ち着くところに落ち着くが、そこにたどり着くまでの過程が、あっさり片付き過ぎた感はあります。

記憶を失って、里桜は相当不安な状態にあると考えられる。両家の仲が修復されるとしたら、どのようにだろうかと思う。

んー

自分の体の回復で魔王の素質が無くなるってのがなんかしっくりこなかったです。魔王なら余裕で回復できるんじゃ…と思ってしまい、そこから読む気が少し落ちてしまいました。

二人が想い合ってからはイチャイチャがそれなりにあってほっこりしました。