鈴木邦男の作品一覧
「鈴木邦男」の「愛国者は信用できるか」「愛国と憂国と売国」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「鈴木邦男」の「愛国者は信用できるか」「愛国と憂国と売国」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2023年、つい一年前に逝去した鈴木邦夫氏が残したコラム集。
残念ながら生前の活躍はあまり把握しておらず、
せいぜい右翼から左翼に転向したとか、彼こそ本当の右翼だ、
程度しか聞いたことがなかった。
彼の文章を読んでまず感じたのは、何とも愛すべき人物であった、
ということ。「右翼」のイメージからか、こわもてを想像していた。
そして、こちらは本質だが、いまの「右翼」が、いかにえせ右翼か、
真に日本を愛する、ということはどういうことか、彼の文章からその本質を
読み取ることができた。
そもそも右左の定義もあいまい。
自称右翼、自称愛国者もそのあたりは分かっていないのだろう。
馬鹿の一つ覚えのように、日
Posted by ブクログ
この人の本は3冊目。
過激な右翼活動を続けてきた著者が「愛国心」を批判。
歴史の資料や、三島由紀夫の著作を丹念に読みそれらをもとに「愛国心って結局何?」ということをたどっていく。
なんだか、新書というだけあって、他の氏の著作よりも難しかった。
日本の愛国心なんていう概念は、藩が国だった江戸時代から、明治に移行する際に欧米に負けない為に天皇を中心として作られた概念だそうで。
「優しさ」「謙虚」「寛容」が日本人の良さであり、美徳であったのに、それが押し付けがましい「愛国者」により踏みにじられているという。
この日本という国とどう向き合うか・・・一人一人それを考えていきたいものだ