富坂聰の作品一覧
「富坂聰」の「中国汚染の真相」「感情的になる前に知らないと恥ずかしい中国・韓国・北朝鮮Q&A」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「富坂聰」の「中国汚染の真相」「感情的になる前に知らないと恥ずかしい中国・韓国・北朝鮮Q&A」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
正義のためにという綺麗事ではなく、国は自国のメリットのために動く。国際関係を読み解くための大切な視点を示される。確かに正義を実行するメリットがないと、コストを払ってやらないよなと納得。北朝鮮に長年核武装を放棄させないのも、現状維持がアメリカにも中国にも都合がよいってことなんですよね。あと書店にやたら中国崩壊を煽る書籍がたくさんあり違和感があったが、これも感情的な面が多分に出ており現実はどうか冷静な目線が必要。
尖閣諸島、靖国といった、対中関係の火種になっている問題の成り立ちがよくわかる。
尖閣諸島に対するアメリカの中途半端な態度の意図が、「領有権については中立」とする立場から来ているのはなるほ
Posted by ブクログ
■(イギリスのAIIB参加に際し)「価値観」ばかりを異様に重視し,「利害」という要素の影響を軽視する日本の伝統的な誤りが作用。
■日本と韓国は強い民意の監視下で内政を意識した外交を行わざるを得ない。
■日本の外交は民意の強い干渉のもとで硬直化してしまっている。
■日本を除く国々の駆け引きは「価値観」だけではなく「利害」という変数が大きく働く。日本はそうした見極めが苦手。
■日本に利益をもたらすためには,変化に鋭敏にならなければならない。必要なのはチャンスと見れば”剛”と“柔”の両面から機敏に対応できる機動力であり,そのためには民意と距離を置く方法を模索すべき。
Posted by ブクログ
[大所帯の本当のところ]中国の台頭とともに、対外関係的にも多くの注目を集めている人民解放軍。機密性が高い存在であるその軍の内幕を、幅広い視点から記述した一冊です。著者は、中国関係のニュースの解説などで見かけた方も多いのではと思われる富坂聰。
情報が少ない中でどうしても憶測や想像で話が進められてしまいがちになると思うのですが、客観的なデータや歴史的事実を豊富に用い、その沿革や近年の意図を的確に記述している姿勢に好感が持てました。新書という形式ではありますが、中国を考える上で欠かすことのできない人民解放軍に関して有益すぎるほどの情報を与えてくれますので、興味のある方にはぜひオススメしたい作品で