作品一覧

  • 強迫症を治す 不安とこだわりからの解放
    4.7
    1巻1,003円 (税込)
    積んでいる本の山が崩れて部屋が火事になるかもしれないから、何時間もかけて積み直す。ぶつかって人を線路に落として殺してしまうかもしれないから駅のホームを歩けない――精神科医の著者(亀井)は、強迫症(強迫性障害)を発症。強い不安やこだわりに苛【さいな】まれる地獄の日々を送るが、強迫症治療の第一人者(松永)と出会い、回復を遂げる。同じ症状に苦しみながら、治療を受ける機会もなく放置されている人たちを救いたい。その切なる思いで、強迫症の病理と治療をリアルかつ分かりやすく解説した決定版テキスト。
  • 精神科とは無縁と思っていたあなたが困ったときに精神科を味方につけるための本 こころの病への適切な対応がわかる14の短編小説集
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    精神疾患とは、精神科医療とはどのようなものか? 本書は豊富な臨床経験を有する4名の精神科医が、自身の経験から構築し書き下ろした短編集である。統合失調症、うつ病、アルコール依存症、認知症など様々な精神疾患の発症から受診、診断・治療、リハビリ、社会復帰に至る過程を14編の小説としてわかりやすく示す。本書はきっと “精神科”のハードルを下げる一助となり、受診の契機や回復への道程を照らす希望の灯となるだろう。
  • 強迫症を治す 不安とこだわりからの解放

    Posted by ブクログ

    構成がすごく良くて、内容もわかりやすい。後書を読んで、専門家だけに書かれたものでないということで、納得。
    自閉症の人の行動を、強迫症という面から考えてみることも、よい視点だなって思った。

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    2023年08月29日
  • 強迫症を治す 不安とこだわりからの解放

    Posted by ブクログ

    強迫症。50~100人にひとりは発症する、ごく一般的な病気だそうです。男女差はありますが、多くは20歳までには発病し、そのうちの1/4は10歳までに発病する。特徴は、強迫観念と強迫行動。不安や落ち着きのなさのような「何か」が意識に強く迫り、思考を支配する。この思念を「強迫観念」といい、不安や落ち着きのない感じを解消しようという行動が「強迫行動」です。ただ、正常な心理にも不安や強迫はあり、どこで病気と線引きをするかというポイントはあります。

    主に強迫には3種類あります。
    確認系:カギの確認やコンセントの隙間がないかの確認。(うちの親父の場合は加えて、蛇口がしまっているか、トイレの照明が消えてい

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    2022年11月20日
  • 強迫症を治す 不安とこだわりからの解放

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書の「強迫症」とは、以前「強迫性障害」と呼ばれていたが、現在はこの呼称で整理されている。メディカルノートというサイトで、著者の松永寿人氏が行っている解説では、次のように書かれている。

    「アメリカ精神医学会の最新の診断基準よれば、次のような場合を強迫性障害と診断するとしています。

    ・強迫観念または強迫行為もしくはその両方が存在する

    ・不適切な強迫観念を和らげるために強迫行為をしようと試みる

    ・強迫行為は状況に対して現実的・有効的でなく明らかに過剰なものである

    ・強迫観念や強迫行為のために時間を浪費し、社会生活や日常生活に支障をきたしている

    本書のもう一人の著者・亀井士郎氏は精神科医

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    2021年11月10日
  • 精神科とは無縁と思っていたあなたが困ったときに精神科を味方につけるための本 こころの病への適切な対応がわかる14の短編小説集

    Posted by ブクログ

    受診に関わるそれぞれの立場の人がどういう思考をしているかがよくわかり、非常に参考になった。
    読む限り、精神科も他の身近な診療科と全然変わらないですね。
    お世話になるときあまり不安にならずに行けそうです。

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    2022年01月14日

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