菊地章太の作品一覧
「菊地章太」の「悪魔という救い」「エクスタシーの神学 ――キリスト教神秘主義の扉をひらく」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「菊地章太」の「悪魔という救い」「エクスタシーの神学 ――キリスト教神秘主義の扉をひらく」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
中身の編集の仕方もとてもわかりやすいです。
いろいろな作品が集められていて、気になった作家さんはまた、別にフォーカスしている本を買えば深く知れるので、とても気に入っています!ありがとう!
Posted by ブクログ
おもしろい。耳馴染みのある赤ずきんちゃんや、眠れる森の姫など、童話やメルヘンが少しずつ紹介されて、今までとちがった目線で読むことで発見がある。物語には、その時代のその土地のものしか出てこない。悪いことも、その時代の困りごと(雹が降ってきて農作物が育たないとか、牛の乳が出てこないとか)である。
その時代の人々が考えた反社会的なものが魔女に託されている、という。魔女は、困ったときは頼りになる、力のあるものの象徴だけども、同時にその力が恐ろしいと感じていた人々。そういった、かつての時代の精神を読みといていく。キリスト教の布教と、魔女の迫害というのも、おもしろい図式で今までにない見方だった。言われて