作品一覧

  • 私が推しを殺すまで
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    1巻803円 (税込)
    きれいじゃない「推し」なんかいらない。  ――最低。死んじゃえ。 平凡な女子高生と、そのクラスメイトの男子生徒。 ふたりはなぜ、人気男性アイドルの命を狙ったのか。 愛ゆえの絶望が、彼らを凶行へと駆り立てる。 刹那的青春。 その狂気の果てに待っていた真実とは…!? 青春の《歪み》と《痛み》を鮮烈に描いた センチメンタル・クライムストーリー! 「もし、人をひとりだけ殺していいって言われたら、誰を殺す?」 クラスメイトの男子――月宮夜舟にそう問われ、庄司波菜子が真っ先に思い浮かべたのは、アイドルグループ「バックトゥザナウ」の推しメン・藤川勇の顔だった。 不可思議な友情で結ばれた高校生男女の犯罪計画は、驚くべき大胆さで実行に移されていくが…。 『16歳の遺書』『ひとりぼっちの殺人鬼』など、これまでにも《青春の狂気と死》を描いてきた櫻井千姫が放つ、衝撃の青春クライム・ノベル爆誕!!
  • 天国までの49日間 絶対に忘れない、君との約束
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    1巻836円 (税込)
    友達をかばったせいで、いじめのターゲットになってしまった中2の安音。絶望してベランダから飛び降りると、突然現れた天使に「天国と地獄どっちに行くか49日間で決めるように」と言われ!? 現実世界に戻り、同級生・榊の家に転がり込むことに。彼は「辛かったな」と言ってそっと抱きしめてくれた。安音は榊に助けてもらいながら、仲が悪いと思っていた家族や友達の本当の気持ちを初めて知って…? 想定外のラストに心震える感動物語!
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】
    4.0
    1~5巻550~737円 (税込)
    14歳の折原安音は、クラスメイトからのいじめを苦に飛び降り自殺を図る。死んだ直後に目覚めると、そこには天使が現れ、天国に行くか地獄に行くか、49日の間に自分で決めるように言い渡される。幽霊となった安音は、霊感の強い同級生・榊洋人の家に転がり込み、共に過ごすうちに、死んで初めて、自分の本当の想いに気づく。一方で、安音をいじめていたメンバーも次々謎の事故に巻き込まれ――。これはひとりの少女の死から始まる、心震える命の物語。
  • ひとりぼっちの殺人鬼
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    1巻825円 (税込)
    【きっと見つかる、大切なもの。 ――実業之日本社文庫GROWからあなたへ。】 少女は親友を殺した。 そして、少女だけが大人になった――。 センセーショナルな事件に潜む「なぜ?」 人の心の闇と謎に迫る《泣ける》衝撃作!! 2004年、未成年による殺人事件が起きた。 ひとりの少女が親友の少女を殺したのだ。 「人を殺してみたかった」 ――ショッキングな供述は世間を震撼させるが、 その動機は果たして真実なのか?  全てを失った後、名前を変え普通の女性として社会復帰した「恵」を、 被害者の兄と女性ジャーナリストが追いつめてゆく。 心の闇とその再生をえがく渾身作!
  • 16歳の遺書
    4.2
    1巻770円 (税込)
    「もうすぐ死ぬってわかってる。でも…」 わたしの分まで生きて! 痛いほど切ない、最期の日々。 余命短い少女の友情と恋の行方は!? ――号泣必至の感動作! SNSで自殺願望を綴っていた城野絆は、秘密の投稿を同じクラスの徳川郁に見られてしまう。 だが、郁からも重大な秘密を告げられる。 「あたしの寿命、あと半年なんだ」。 絆は余命短い郁の「死ぬまでにやりたいこと」の実現に協力するが、そこには驚愕の真実が…。 孤独な《死にたがり》少女と、《生きたい》美少女の友情の日々を描く号泣必至のストーリー!
  • 365日、君にキセキの弥生桜を。
    5.0
    1巻550円 (税込)
    就活で連敗続きの女子大生・唯。ある日、帰りの電車で眠り込み、桜の海が広がる不思議な『弥生桜』という異次元の町に迷い込んでしまう。さらに驚くことに唯の体は、18歳に戻っていた…。戸惑う唯だが、元の世界に戻れる一年に一度の機会があることを知り、弥生桜で生活することを決める。外の世界に憧れる照佳や、心優しい瀬界たちと、一年中桜が咲く暖かい町で暮らしながら、唯は自分自身を見つけていく。決断の1年が経ち、唯が最終的に選んだ道は…桜舞い散る、奇跡と感動のストーリー。
  • 線香花火のような恋だった
    3.5
    1巻605円 (税込)
    高1の三倉雅時は、人が死ぬ一週間前から「死」の香りを嗅ぐことができる。大事な人達を失ってきたことで「自分が関わると人が死ぬ」と思い込んでいた。そんな彼の前に、無邪気なクラスメイト・陽斗美が現れる。彼女と関わるうちに、心を開いていく雅時。ある日、陽斗美から死の香りがすることに気づく。「三倉くんは死神なんかじゃない。私が証明する」と言われるが!?
  • ラストは絶対、想定外。~スターツ出版文庫 7つのアンソロジー2~
    5.0
    1巻550円 (税込)
    その結末に、あなたは耐えられるか…⁉「どんでん返し」をテーマに人気作家7名が書き下ろす、スターツ出版文庫発のアンソロジー、第二弾。寂しげなクラスの女子に恋する主人公。彼だけが知らない秘密とは…(『もう一度、転入生』いぬじゅん・著)、愛情の薄い家庭で育った女子が、ある日突然たまごを産んで大パニック!(『たまご』櫻井千姫・著)ほか、手に汗握る7編を収録。恋愛、青春、ミステリー。一気読みして驚いて、また最初から読み返し…。ハッとする。グッとくる。今年一番の衝撃短編、ここに集結!
  • 32歳ひとり不幸OLが幸せ引き寄せちゃう話
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    絶対ハッピーになる方法、妖精が教えます!  コピーライターの吉永杏珠は、都内の広告代理店にかれこれ勤続10年の32歳おひとりさま女子だ。それなりの仕事とお給料があって、長い付きあいの彼氏も一応いる。だけど最近、公私ともにトラブルの連続で、気がつい たら不幸のどん底に落っこちてしまった。自分をとりまく環境への苛立ちと、ダメな自分への嫌悪感で身動きがとれなくなっていたある夜、突然ひとり暮らしの部屋にクラッカーのはぜる音が鳴り響く。 「おめでとうございまーす!! あなたには天界のキャンペーンで一億人にひとりが当選する、幸せへのヒントを知る権利が与えられましたー!!」  ハイテンションに登場したのは、くるくる巻いた髪とゴテゴテのゴスロリ衣装に身を包んだ愛の妖精ヴィクトリカ(自称三百歳)と、そのダンナを名乗るクマのぬいぐるみの妖精クラウド。ふたりは不幸な杏珠に、「引き寄せの法則」でハッピーになる方法を授けてくれると言うのだが……。  使えるアドバイス満載! 人生がうまくいかなくて疲れちゃったすべての人に贈る実践型小説、ここに誕生!
  • 天国までの49日間
    3.0
    1巻550円 (税込)
    14歳の折原安音はクラスメイトからのいじめを苦に、自宅マンションのベランダから飛び降り自殺をしてしまう。そこへひとりの天使が現れ、天国に行くか地獄に行くか、49日の間に自分で決めるように言い渡されて…。いじめというテーマに真正面から向き合いながら、ラストは温かな感動を呼ぶ、青春ストーリー!

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  • 365日、君にキセキの弥生桜を。

    Posted by ブクログ

    この本は私が一番大好きな本です!
    雰囲気が柔らかく、全てが私好みの物語です。
    綺麗な風景が想像でき、とても心地よい物語です。
    田舎の町で、町のみんなが沢山いる商店街、町の中だけの夏祭り、街全体での体育祭、農作業や鳥農家のお仕事、他にもたくさんの、田舎の町の幸せな1年間が描かれていて本当に心が暖かくなります。
    この小説は他の小説と比べるとかなり薄い方だと私は思います。なのにとてつもない満足感がありました。1度読み終わったらまたすぐに読み直しちゃって、何度連続で読み直しても幸せになるずっと幸せが止まらない物語です!
    曲で言うと明るいバラードが似合いそう。優しく柔らかい春の雰囲気が好きな人にはとても

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    2024年05月05日
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】

    Posted by ブクログ

    読みやすくていい本だなと思った。
    私も中学の時いじめられて、
    死にたいくらいいやだったけど、
    あのとき死ななくてよかった。
    生きてるからこそわかることがある。
    たくさんの学生さんに読んでほしい作品(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

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    2024年03月24日
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ★読んだ日:2023年7月10日(月)

    ★あらすじ★
    14歳の折原安音はクラスメイトからのいじめを苦に自殺した。
    死んだあと、天使により四十九日は現世で幽霊として過ごして、天国に行くか、地獄に行くか選択をしろと言われ、現世に帰る。
    そこで、霊感があり幽霊の見えるクラスメイト、榊洋人と関わっていく上で、安音はいろいろと気づいていき、、更にはいじめていたメンバーにも不可解な出来事が、、

    ★感想★
    自殺した女の子の目線で進んでいくお話で、死んでからいろいろ気づいていくのだが、霊感のある榊くんと出会ったことが大きいのだと感じた。
    どうなっ

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    2023年07月10日
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】

    Posted by ブクログ

    ページ数は多かったが、スラスラとテンポよく読める小説でした。スラスラと読めるにも関わらず、しっかり泣ける作品でした。

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    2022年09月19日
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】

    Posted by ブクログ

    号泣、とまではいかなかったけれど、面白くてあっという間に読み終わってしまった。霊感少年の榊が自殺してしまった安音のそばにいてくれていて良かったなと思える最期だった。彼はとても素敵だと思う。「誰かのそばにいる強さ」を教えてもらった。 安音の49日間は、安音だけでなく様々な人の変化をもたらしていく。その中の一人である榊のこれからが気になるので、続編も読んでみたい。

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    2022年09月03日

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