作品一覧

  • ドン・キホーテ
    3.9
    1巻836円 (税込)
    騎士道物語に夢中になりすぎた郷士とその従者の荒唐無稽な話と思われがちなこの長編古典『ドン・キホーテ』を,ふたりの人間性に焦点をあてて真の面白さを浮き彫りにした画期的な編集.

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  • ドン・キホーテ 前篇一
    3.9
    1~6巻880~990円 (税込)
    騎士道物語を読み過ぎて妄想にとらわれた初老の紳士が、古ぼけた甲冑に身を固め、やせ馬ロシナンテにまたがって旅に出る。決定的な時代錯誤と肉体的脆弱さで、行く先々で嘲笑の的となるが…。主人公ドン・キホーテをはじめ登場する誰も彼もがとめどもなく饒舌な、おなじみセルバンテス(1547-1616)の代表作。新訳。(全6冊)

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  • ドン・キホーテ

    Posted by ブクログ

    奇妙奇天烈で破天荒な物語なんだけど、愛さずにはいられないなぜか心惹かれる物語。四の五の言わずにまあ読んでおけと言いたくなる本。

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    2023年09月29日
  • ドン・キホーテ 後篇三

    Posted by ブクログ

    訳者による解説は必読。この物語の卓越性が余すところなく触れられている。
    物語という形式の万能さを本作品は示している。

    最後の終わり方も見事。物語が物語で終止符を打つなんて華麗すぎる。

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    2023年02月02日
  • ドン・キホーテ 前篇二

    Posted by ブクログ

    劇中作も、素晴らしい出来。演技が意味を持つ。三重に入れ子構造になっている。
    とにかく、物語の多層構造を熟知した小説だ。

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    2023年01月13日
  • ドン・キホーテ 前篇一

    Posted by ブクログ

    翻訳が良い。
    今、読むとポストモダン的に響く。深読みができる。
    サンチョの存在が面白い。
    夢多きドンキホーテに対して、彼は冷静な現実の声を発するのだ。地に足が着いている。そこが単なるポストモダンではない由来だ。

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    2023年01月11日
  • ドン・キホーテ 後篇三

    Posted by ブクログ

    狂気が薄れていく主人公と、
    狂気を帯びていく登場人物たち。

    読む前は長すぎると思ってたけど、
    読み終えると全部必要な物語だったと思える。
    折に触れて読み返したい。


    p305
    人を愚弄する者たちも愚弄される者たちと同じく狂気にとらわれていると思う

    p407
    「ああ、旦那様!」と、サンチョが泣きながら叫んだ。「どうか死なねぇでくださいよ。それより、おいらのいうことを聞いて長生きしておくんなさい。

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    2022年11月28日

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