平野啓一郎の作品一覧
「平野啓一郎」の「平野啓一郎「分人」シリーズ合本版:『空白を満たしなさい』『ドーン』『私とは何か―「個人」から「分人」へ』」「ある男」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「平野啓一郎」の「平野啓一郎「分人」シリーズ合本版:『空白を満たしなさい』『ドーン』『私とは何か―「個人」から「分人」へ』」「ある男」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
京都大学法学部卒。1998年『日蝕』でデビュー。同作品は芥川賞を受賞。他にも『葬送』『決壊』『マチネの終わりに』など数多く執筆している。
Posted by ブクログ
これまで平野著の小説は多数読んだが、そこへ散りばめられていた分人という考えの集約が、理路整然と記されており、これまで点と点で理解していたところを線として理解、納得することができた。
アイデンティティの問いの連続に対し、一つずつ例を出して説明がありとても分かり易い。
結局、自分は他者によるところが大きく、相手の分人はこの私が材料であるし、その逆も真なり。
ただ、光の三原色で言うところの白、色の三原色で言うところの黒が、"遺伝"としてそれぞれの分人への影響があるのだな、と。
エヴァファンなので思うが、すこしゲンドウの思想と通ずるものがあるのでは?
庵野秀明は、優劣、貧富