作品一覧

  • 梅おばあちゃんの贈りもの:82歳の現役職人が伝える梅仕事と暮らしの知恵
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    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 82歳でもなお元気。 朝から晩まで働く梅おばあちゃんこと、乗松祥子さん。 梅に寄り添い、ささやかな発見を慈しみながら、心豊かな日々を送っています。 この本では、乗松さんの春夏秋冬の梅仕事を追いながら、 毎日の食事から、梅の健康効果、幻と言われた杉田梅のこと、 好奇心の持ち方、大切にしていること、 白洲正子さん、樹木希林さんらとの交流などについて綴っています。 秘伝の梅干し、梅肉エキス、梅酒、梅ジュース、梅ジャムの作り方をはじめ、 梅酢を使った料理レシピも掲載しています。 家族ぐるみで付き合いのあった文筆家・内田也哉子さんとの対談も収録。 梅仕事に興味がある方はもちろん、日々の暮らしを大切にしたい方、 これからの人生のヒントがほしい方にもおすすめの一冊です。 「乗松さんは優しいオーラを持っているけれども、 ピシーっと1本譲れない、こう凛とした佇まいをお持ちで、 それが怖くもあり、神々しくもあり、憧れでもあり。 乗松さんのような存在とものの考え方は、 きちんと次世代の人に伝えていきたい」 ──内田也哉子(文筆家)
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
    4.3
    1巻1,700円 (税込)
    母・樹木希林と 父・内田裕也を たてつづけに喪った。 虚しさ、混乱、放心状態、ブラックホール……。 「人生の核心的登場人物を失い空っぽになった私は 人と出会いたい、と切望した」 谷川俊太郎 小泉今日子 中野信子 養老孟司 鏡リュウジ 坂本龍一 桐島かれん 石内 都 ヤマザキマリ 是枝裕和 窪島誠一郎 伊藤比呂美 横尾忠則 マツコ・デラックス シャルロット・ゲンズブール 独りで歩き出す背中をそっと押す、15人との〈一対一の対話〉
  • 点 きみとぼくはここにいる
    4.5
    1巻1,595円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ひとり ひとり みんなで つくる世界は きっと 息をのむほど 美しいのだから。」(訳者 内田也哉子 あとがきより) *** ●「やぁ、ぼくは点だよ! ここには友だちもいて 食べ物も 楽しいこともいっぱいある」 ○「こんにちは、わたしは点です。ここには住むところも 食べるものも 楽しむことも ありません」 それぞれの環境が異なる、黒い点と白い点。 救いの手を差し伸べ、ともに生きることはできるのか? 点というモチーフを用いて、難しい移民難民問題について、お子さんが直感的に理解し考えることを促す翻訳絵本。 貧困や差別、人種、難民など世界規模の問題を「他人ごと」ではなく「自分ごと」として捉えることが求めらている現代。 この絵本は、「連帯」「共助」「思いやり」などについて話しをするきっかけになってくれます。 グラフィカルで手描きのおしゃれなデザインは、大人も楽しめる、世代を超えた一冊です。 訳者は海外在住経験もあり、樹木希林との共著『9月1日 母からのバトン』(ポプラ社)、脳科学者・中野信子との共著『なんで家族を続けるの?』(文春新書)、翻訳絵本に『たいせつなこと』(フレーベル館)をはじめ、多くの出版社で絵本などを手掛ける内田也哉子氏。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 新装版 ペーパームービー
    3.9
    1巻1,100円 (税込)
    【電子版特典】内田也哉子さんによる「新装版まえがき」の朗読をお聞きいただけます。 樹木希林、内田裕也というハゲシイ家族、そして運命のひと・本木雅弘との出会い。 人を愛するってどんなこと? くもりない瞳でつづられた傑作エッセイ、待望の復刊! 満島ひかりさん推薦! 希林さんが亡くなったと聞いた日から数日、雨が止まなかった。厳しく温かい音のする浄化の雨は、彼女が世に映してくれた愛の現象のようで涙が止まらなかった。 内田也哉子さんの映した10代から今に、これまた涙が止まりません。ビッグスクリーンの愛の映画みたいです。カタチにならない感情や人物たちの勝手さ聡明さが、透明で虹色に生きていて―― 私にはほーんっとにキマシタ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 高橋源一郎さん推薦! ここには「ピュア」なものがある。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「この人の言葉をもっと読みたい」「手元に置いておきたい」という声にこたえ、新しいあとがきを加えて新装復刊! 19歳の内田也哉子が描く、友愛、恋愛、家族愛。 人生は、たいせつなシーンがつながりふくらむペーパームービー。 ◇◇◇◇◇ 親であれ、かけがえのない人であれ、命はいつか尽きる。だからこそ、その命が輝いているほんの束の間に出会い、過ごし、共に分かち合えるのは、この世の奇跡なのかもしれない。 (「三度目のあとがき」より)
  • 9月1日 母からのバトン
    4.1
    「死なないで、死なないで……。今日は、大勢の子どもが自殺してしまう日なの」――病室の窓の外に向かってつぶやいた母。「彼女はいったい何を語りたかったのだろう」――遺された娘は、その想いを知るために対話を始める。樹木希林が遺した言葉と、内田也哉子が紡いだ言葉から浮かび上がる「ままならない人生を生きる意味」とは。いま、生きづらさを感じるすべての人に贈る「命」の物語。
  • なんで家族を続けるの?
    3.9
    1巻850円 (税込)
    『週刊文春WOMAN』大反響連載がついに一冊に! 私たちは“普通じゃない家族”の子だった――。 樹木希林と内田裕也の娘として生まれ、家族団欒を知らずに育った内田也哉子。自身は19歳で結婚、三児の母として家族を最優先に生きてきた。 一方、中野信子は巨大なブラックホールを抱えてきた。その原点は両親の不和の記憶だった。 「樹木希林の結婚生活は生物学的にはノーマル?」 「血のつながりは大事なのか」 「貞操観念はたかが150年の倫理観」 「知性は母から、情動は父から受け継ぐ」 「幸せすぎて離婚した希林がカオスな裕也にこだわった理由」 「幼くして家庭の外に飛ばされた私たちは」 「脳が子育てに適した状態になるのは40代」 「私は「おじさん」になりたかった」 「惰性で夫婦でいるのがしっくりくる」ほか 幼い頃から家族に苦しんだ二人は、なぜ、それでも家庭を築いたのか? 家族に苦しむすべての人に贈る、経験的家族論!
  • こぐまとブランケット 愛されたおもちゃのものがたり
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 少年とどんなときも一緒だったくまのぬいぐるみとブランケット。ある時ふとしたことでなくしてしまう。《こぐまとブランケット》は少年の元へ戻ろうとするが――。本書は“オモチャのその後”を描いた少し不思議でやさしい物語。子どもの想像力・感受性を育む一冊。
  • ペーパームービー
    4.2
    1巻770円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 父に内田裕也、母に樹木希林という「ハゲシイ」環境で育った著者。 夫、本木雅弘との出会いやユニークな留学経歴等「メクルメク日々」を描く。 野の花のようにノーブルなリアルテイルズ。
  • 親と子が育てられるとき
    3.0
    1巻649円 (税込)
    子ども2人を育児中の也哉子さんと「癒しの森」のバースセラピストの季世恵さんのトークセッション,日々の生活のなかで経験する子育ての悩みや戸惑い,家族のこと,いのちの問題を語りあいます.2人の対話から紡ぎ出される世界にひたっているうちに,「生きてるって素敵なことなんだ!」と柔らかな元気が湧いてくる….

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  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

    Posted by ブクログ

    素晴らしい本でした。
    文章の美しさもさることながら、対談相手の豪華さ。対談のままの形式だけではなく、文章にまとめられているものもあったりと、飽きないです。対談相手の魅力も存分に伝わってきました。

    小泉今日子→自分の仕事や恋愛に向き合う覚悟がすごいと思った。

    坂本龍一→プライベートで坂本龍一ファミリーと食事ができる也哉子さん夫妻が凄いと思った。

    石内都→同世代や年上と話してもつまらないと言い切る潔さに好感を持ちました。

    ヤマザキマリ→Uber Eatsでオムライスが足りなかったときの息子さんのエピソードが良かった。

    是枝裕和→みんなから好かれる人なのだなと新たな一面を知りました。

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    2024年05月12日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

    Posted by ブクログ

    内田裕也と樹木希林という親を持つ也哉子。両親を立て続けで亡くし空虚となった心に創刊される雑誌の連載を頼まれて対談、旅エッセイなど色々な形で生きること、死ぬこと、人との関わりについて話まとめた一冊。
    也哉子さんの言葉選びが、どんどん美しくなる姿に相まって優しく素敵だ。
    挿絵も当時8歳だった玄兎ゲントくんのもの。
    今は亡き方との対談も含まれ、言葉の重み、人となりを考えさせられた。また読みたい一冊。

    体から不自由でも心が健やかでいることもできる。…自然と体に素直に従っていると、わりと健康でいられる気がすると言う。 谷川俊太郎氏
    父は哲学者の谷川徹三

    大きな視野で、小さなことをする、ってことなんだ

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    2024年04月23日
  • なんで家族を続けるの?

    Posted by ブクログ

    希林さん、最初の結婚は幸せすぎたのか…さもありなん…そこの部分だけ体験したい…って全然違う感想になってしまった。

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    2024年03月28日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

    Posted by ブクログ

    この本こそ、すごく読書の拡張に繋がりそう。
    私は樹木希林さん(は名前と顔だけ知っている)とか内田裕也さんとか全く知らないけど、その二人の子というのはさらに知らない、旦那さんのことも知らずに買った。

    でもでも、なんか、深い。
    抽象的なわかるようなよくわからないような。。。
    対談している十五人の中で、私は名前を知っているぐらいだったら五人ぐらいだけど、どなたもさすがすごいと思える人ばっかり。
    対談の中で、樹木希林さん、内田也哉子さんをたくさん感じる。
    対談の相手の方たちの生き方、いろんな知恵、こだわりなどかっこいいと思える。

    これは、またじっくり、人生で何度も再読する予感がする。

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    2024年03月05日
  • 新装版 ペーパームービー

    Posted by ブクログ

    19歳という、子どもと大人の間の人間だけが味わえる絶妙な感性がただただ素晴らしい。みずみずしい文章、それでいて様々な経験で身に付いたであろう達観している姿勢、初めての恋に心揺れ動く初々しさ……エッセイであり、かつ映画や小説のような鮮やかな情景が描かれ、気がついたらあっという間にあとがきでした。
    決して主張が強いわけではないけれど、かといって世間に埋もれてしまうわけでもない……きっと彼女自身の魅力とカリスマ性が彼女を輝かせ、多くの人を惹き付けているのではないかなあと。「自分は恵まれている」と何度も述べられていましたが、それに気づけること、そして感謝できることは素敵で有難いことだと思うのです。

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    2024年02月07日

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