荒巻義雄の作品一覧
「荒巻義雄」の「新紺碧の艦隊」「改訂版 ビッグ・ウォーズ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「荒巻義雄」の「新紺碧の艦隊」「改訂版 ビッグ・ウォーズ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学第一文学部心理学科卒。1970年に評論『術(クンスト)の小説論』、短編『大いなる正午』で評論家と作家としてデビュー。『白壁の文字は夕日に映える』で星雲賞日本短編賞を、『骸骨半島』で北海道新聞文学賞(詩部門)を受賞。『艦隊』シリーズがOVA化や漫画化されている。その他作品に『ビッグウォーズ』シリーズ 、『要塞』シリーズ、『白魔伝』シリーズなどがある。
太平洋戦争のうっぷんばらし
日本が、太平洋戦争に敗戦したという歴史を受け、これを覆そうという想定の下にシナリオが進む展開になっている。日本の技術力を存分に発揮し、先を読んだ生まれ変わりのキャラクター達が、新しい技術と兵器を開発しながらアメリカに望むという展開は、太平洋戦争の歴史を知っているものとしては、胸が空くような思いがでる。ただ、当時の技術力としてどこまで現実的に可能であったかどうかはやや疑問が残り、アメリカに対して、どこまで対峙できるかと言うことについてはすこし日本びいきかなという点もある。
最終的に、太平洋戦争がどのような結果になるのかが楽しみになる本。