おおたわ史絵の作品一覧
「おおたわ史絵」の「母を捨てるということ」「プリズン・ドクター(新潮新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「おおたわ史絵」の「母を捨てるということ」「プリズン・ドクター(新潮新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本屋でジャケ買いした次の日に読み終わってしまった。
とにかくとても読みやすかった。内容は、まあ、とても重いが… 著者の人もそれを分かっているからか、全体的に軽い書き方をしてくれていたのかと思う。
刑務所で働くお医者さんは、矯正医官と呼ばれる。ムショの人たちの矯正をサポートする存在だから。
でも外の医者とは結構やること、できることが違う。まずはお金とスペースの問題で医療器具も薬も圧倒的に少なく、ボールペンなどの小物も少ない。後者がないのはお金ではなく、ボールペン、タオル、傘、なんでも凶器もしくは自傷の道具になりうるから。
また、お礼参りを避けるためにも、個人情報はほとんどなく、医者もナースも
Posted by ブクログ
一気読みでした。私自身母と複雑な関係のまま終わってしまったので、タイトルが気になり購入。
複雑なご家庭で大変苦労されていて、驚きました。
先生と同じ気持ちになる点も多々ありました。
依存とは甘え、弱さと思われがちだと私も思いますが、今思えばそうすることでしか自分わ満たせず、
そうしていても満たされない…依存体質の母は生きづらい人生だったとも思います。
この誰にも言えない思いを声に出してくれて本にして下さって救われた方が沢山いると思います。
あぁ…同じ思いをする同士がここにもいるんだ…と思えた方がいると思います。
届くことはないと分かってますが、おおたわ先生には幸せになってもらいたい。
Posted by ブクログ
刑務所等にいる受刑者も人間であり怪我や病気はするもの。その被収容者の診察に当たる医師は、法務省矯正局の医師となる。
悪い事した人をなぜ国の税金で助けるのか。と安直に考えていると、本書にて早々にその説明がある。
刑務所は罪人を閉じ込めて懲らしめる場所ではない。犯した罪に対して懲役という労働をさせ、社会復帰をさせる矯正施設だということ。被収容者が健康で元気に労働するために医療施設があり医師がいるのだということ。なるほど、ハッとする。
とはいえ、ぶっちゃけ待遇も環境も良い訳では無いようで
なり手は少なく、かと言って志高い医師達が任にあたっているかというとそうでもないらしい。
知られざる刑務所の中の出