作品一覧

  • 温暖化に負けない生き物たち 気候変動を生き抜くしたたかな戦略
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    3.5
    1巻3,190円 (税込)
    気候変動が環境を激変させている現在、生物はこの危機にどう対処しているのだろうか? 温暖化に直面したクマはサケを食べる行動を変え、イカは小さいサイズで成熟するよう変化し、トカゲはハリケーンのときに木にしがみつけるように指を変化させた。生物は座して絶滅を待つのではなく、多彩な戦略を駆使して生き延びているのだ。 ストーリーテラーとして定評のある生物学者が、柔軟に変化する動植物の姿を通して、気候変動にどう向き合うべきかを教えてくれる、危機と希望の物語。 【本書への推薦の言葉】 まさに絶滅が迫っている。だが絶望して嘆く前にこの本を読むべきだ。いつでもそうであるように、生物は新たな道を見つけている。 ――ダン・フローレス(作家・歴史家、モンタナ大学名誉教授) 地球温暖化の生物学に関する非常に重要な考察を、ハンソンならではの知的かつ明晰な美しい文章で読むことができる。 ――ロバート・マイケル・パイル(『ビッグフットの謎』著者)

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  • 温暖化に負けない生き物たち 気候変動を生き抜くしたたかな戦略

    Posted by ブクログ

    環境に与えているダメージの大きさを思い知らされる。
    地球人として、できることは何でもやることだ、に尽きる。

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    2024年05月10日
  • 温暖化に負けない生き物たち 気候変動を生き抜くしたたかな戦略

    Posted by ブクログ

    【感想】
    気候変動が動植物に破壊的な影響を与えていることは疑いようのない事実だが、では、動植物たちは「何も対処していない」のだろうか?約10~20万年前にアフリカに存在したホモ・サピエンスがユーラシア大陸に向かって大移動した理由は、干ばつなどの「環境の激変」によって暮らしが困難となり、食料の豊富な場所に移住する必要に駆られたからだ、という説がある。当時の人類は、気候変動の原因や移動先の候補地といった情報は持ち合わせていなかった。いわば「現代の動物」と同じ知能・技術しか有していなかった。そんな彼らが気候変動に対して「適応」という選択をしたのならば、現代の動植物も同じような行動を取っているのではな

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    2024年04月07日

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