久米宏の作品一覧
「久米宏」の「久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「久米宏」の「久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
自分は、久米宏最後のラジオ番組「久米宏のラジオなんですけど」をほぼ全て聴いた。何度も聴き直すものではないし、どんなコーナーがあったかほとんど忘れているし、ゲストを10人思い出せと言われてもまず無理だ。そんなリスナーだったが、本書に書かれていることは、なぜか知っていることばかりだった。15年続いた番組で久米宏が話したことは、知らず知らずのうちに、自分の記憶に植え付けられていたのだと思う。
ただし、こうやって活字にならなければ、自分が久米宏のことをかなり知っているという事実は浮き彫りにならなかった。本書があることで、リスナーであったことの証明になり、その客観的証拠になった。
おそらく、久米宏は「ラ
Posted by ブクログ
僕らの世代からは、ザ・ベストテン、ニュースステーションそのものと言っても良い久米宏氏、彼が放送と言う世界に飛び込み、様々な挑戦をし続けた歴史とその思いを綴った1冊。
テレビの本質を捉え、Live(生放送)の醍醐味、中学生にも分かるニュース、見ている人の立場や生活からの視点、セットや衣装を含めたあらゆる物の細部、それぞれに強いこだわりを持ち、これまでに無いものを創り上げていった、その裏側を垣間見ることができる。今から思えば、そういうことだったのかと色々納得できる。
放送というものが変わっていく節目(過渡期)の時代にマッチしたことが、久米宏を生んだのではないかと思う。
Posted by ブクログ
ニュースステーションは、それまでの報道スタイルやキャスターの役割を一新した画期的な番組だったことを覚えている。
そしてその後、TBS や読売TVが同様な形を取ってきたことも。
久米宏さんが司会をつとめたが、彼がコンセプトからつくり込んできた番組だったことを知った。
「中学生にもわかるニュース」「テレビ的なニュース」「楽しめるニュース」が『ニュースステーション』が掲げたコンセプトらしいが、思い起こすに、それはしっかり伝わったな。
一つの事柄を深く掘りさげて報道することで、問題の本質をよりわかりやすく伝えるように考えてきたことも本書で知った。
一見、それまでのニュース番組と異なり、話し方や服装