武居ちひろの作品一覧
「武居ちひろ」の「死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選」「フィリックス エヴァー アフター」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「武居ちひろ」の「死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選」「フィリックス エヴァー アフター」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ブラウンのミステリ短編集第三弾。エド・ハンターシリーズから2作品入ってボリュームたっぷりの最高に楽しい一冊!→
シカゴ・ブルース大好きな私はエドたちがでる2作品がイチオシだけど、それ以外ももちろん良作。
「5セントのお月さま」は皮肉が効いていてマル(大衆が求めるのは月ではなく……?)
「球形の食屍鬼」「殺しのプレミアショー」は謎解き部分が好き。
「愛しのラム」は読み進めると感じる違和感の→
正体が分かった瞬間に「ああッ……」ってなる。
「どうしてなんだベニー、いったいどうして」はラストに「うわぁぁぁ」ってなったなぁ。
「死の警告」のなんとなく感じるコミカルさや「最終列車」の余韻など、ブラウ
Posted by ブクログ
アウティングやミスジェンダリング等の激しいトランスヘイト描写に心が折れそうだったが、それを乗り越え掴み取る未来に泣いた。
フィリックスを支える友人たちにもたくさん勇気を貰った。
トランスジェンダーを取り巻く現実はこの小説以上に厳しい。
でも、この小説が手元にあるだけで踏ん張れる人が絶対にいると思う。
私だってそう。
確かにトランスヘイトの描写はキツイものの、恋に悩んだり将来に悩んだり親子関係に悩んだりと悩みまくるフィリックスと一緒になって一喜一憂して最後には全部報われるので元気な時に読んでください。
注意書きがあるのも有り難い。
終盤泣きっぱなしだった。
私はフィリックスと父親のシーンで
Posted by ブクログ
・フレドリック・ブラウン「死の10パーセント」(創元推 理文庫)を読んだ。私はフレド リック・ブラウンをほとんど知らない。どちらかと言ふとSF 作家だと思つてゐた。さうではあるがミステリー作家でもあつ た。「フレッドは“二面を持つ作家”で、SF作家としてもミステリー作家としても同じくら いよく知られていた。」(ウィ リアム・F・ノーラン「序文ーフレッド・ブラウンを思い起こして」13頁)ここではミステリー作家としてのブラウンである。本書では「序文」以外はフルコース仕立てになつてをり、 最初のオードブルから始まつて最後のコーヒーまで13編所収、うち3編は初訳で、それらはいづれも第二次世界大戦前の若