作品一覧

  • エリザベート ハプスブルク家最後の皇女 上
    3.5
    1~2巻719円 (税込)
    二十世紀中欧の動乱と悲劇を描く一大叙事詩 世紀末ウィーンのハプスブルク王家の嫡流に生まれ、帝国崩壊と二度の大戦を経て、社民党闘士と再婚した美しき大公女の波瀾の人生。 ◎祖母は人気ミュージカル「エリザベート」で有名なエリザベート皇后 ◎父は男爵令嬢と謎の自殺を遂げたルドルフ皇太子 ◎一目惚れのあげく、祖父・皇帝の力で得た初婚の不幸な結果 ◎貴賤結婚を忌んだ宮廷儀礼の末に起きたサライェヴォの悲劇 ◎オーストリア=ハンガリー帝国の崩壊に至った第一次世界大戦 ◎一市民となった後の、社会民主主義運動家との出会い ◎「同じドイツ民族」を旗じるしにナチスの恫喝で進むオーストリア併合の一部始終 ハプスブルグ家最後の皇女のたどった波乱万丈な八十年の人生を通して、激動のヨーロッパを読む。 ※この電子書籍は、2003年6月に刊行された文春文庫版を底本にしています。
  • エリザベート ハプスブルク家最後の皇女 上

    Posted by ブクログ

    ウィーン旅行 - 王宮内のエリザベート博物館とシェーンブルン宮殿に行くための予習として読みました。エリザベート王妃の孫の話でありながら、ハプスブルク家のことも詳細に分かりやすく説明されており、世界史嫌いの私が楽しく読めた1冊でした。
    本書を読んだ上でウィーン旅行をしたら、いつもの旅行より感動がより深いものに!当時の情景をいちいち空想でき、感動がより深いものとなっていました。知識が旅行を彩ることを体感。建物やドレスをみるにしても、ただ「綺麗だな」だけではなく、当時の状況を思い浮かべることができるため、「わぁ~これがあの時の、○○かぁ~。。。。。。」と、心へ響き方も違い、自然とゆっくり浸りながら鑑

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    2014年01月17日
  • エリザベート ハプスブルク家最後の皇女 上

    Posted by ブクログ

    なかなか質の良い物語だと思います。
    自分の興味の範囲から、ハプスブルク帝国崩壊後からはちょいと気持ちが下がってきますが、それでも面白いと感じました。オットー・ハプスブルクが出てきたら、またもりあがってきたけど(笑)


    文章の雰囲気や間の取り方、話題の展開、寄り道やトリビアの差し挟み方など、それらが全体的に心地よく感じる筆致は、とても好感がもてました。

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    2012年02月12日
  • エリザベート ハプスブルク家最後の皇女 下

    Posted by ブクログ

    国家の威厳、尊厳、様々な人間模様。一人の女性の人生を通じて非常に勉強になった。
    陸続きで多民族。一夜にして地図から祖国が消えるなんて日本人の私たちにはない危機感。
    第二次世界大戦のヒトラーの行動なども知ることが出来て、現在の私の平和な毎日に感謝!

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    2009年10月04日
  • エリザベート ハプスブルク家最後の皇女 上

    Posted by ブクログ

    欧米の国政状況には全く無知の私だったけれど、「マリーアントワネット」が大好きで、ハプスブルク家最後の皇女というタイトルに惹かれ読み進めていくうちに引き込まれた。様々な策略が取り巻く宮殿で、彼女の生き方は私は好きだ。

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    2009年10月04日
  • エリザベート ハプスブルク家最後の皇女 上

    Posted by ブクログ

    脚色があるのかどうかは抜きにして、とっても読みやすく物語としても楽しめます。行動力があって、見ていて爽快。動乱の一世を風靡したひとりの女性の伝記である。

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    2009年10月04日

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