作品一覧
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3.8
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
『人類の知らない言葉』という題名と表紙の絵に衝撃をうけ読むことにしました。ロジ人というテレパシーでコミュニケーションをとる異星人がでてくるので当然SF小説といえるが、ロジ人が殺されて犯人探しをする推理小説要素も大きく、はでなカーチェイスがあったり題名の賢そうなイメージとはだいぶ違ったお得な小説といえます。
異星人とのファーストコンタクトその後の物語でロジ人と地球人との通訳が主人公です。未来が舞台ですがテクノロジーの進化にくらべて人類はあまり変わっていないように描かれています。ロジ人による経済的な侵略、ロジ人に対する排他的な言動、貧富の差による就学や就業の差、ネット上に拡散されるフェイクニュー -
Posted by ブクログ
テレパシーで会話する異星人ロジアと
友好的な交流をしている地球が舞台という前提。
文化交流を担当するロジ人フィッツの
通訳として働くリディアが主人公。
イギリスからアメリカに来て働く彼女は
仕事に誇りを持っているけど
故郷の家族のことや自分の人生に悩んでもいる。
まずは彼女とフィッツの日常を
単純に未来SFとして楽しみました。
思念を通訳するので「酔う」設定もユニーク。
で、酔って寝込んでいる間に
なんとフィッツが殺されてしまう!
容疑者扱いされたリディアの「頭」に
死んだはずのフィッツの声が聞こえて
ふたりは真犯人を追いかけるのですが。
変則バディものとしておもしろかったし
複数の容疑 -
Posted by ブクログ
創元文庫さんのSNSを見て、面白そうだなと手に取りました。
地球外生命体が地球に対して交渉というか対話を始めていて、その大使がいるという設定が面白いし、その通訳が語るミステリというなかなか捻ったお話。個人的には意思の疎通がはかれたのであれば機械的なインターフェースの方が実用的なのかな、なんて昨今のAIとか通訳アプリとかを見ると思いますがそれはそれ。
ヒロインの違法ドライブテクニックの話もここで生きるのか!と思いますし、最初はぎくしゃくしていた方と最終的にバディ関係になるのも後半盛り上がるポイントですね。女優さんが結構なんか後から出番あるのかと思ってたらそれは無かったけど(笑)面白かったです。