作品一覧
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3.9貴方への想いと、貴方からの想い。 それが私の剣と盾になる。 「剣は鞘にお前を選んだ」 美しい長女と三女に挟まれ、目立つこともなく生きてきたオードル家の次女サクラは、「軍神」と呼ばれる皇子カイにそう告げられ、一夜にして彼の妃となる。 課せられた役割は、国を護る「破魔の剣」を留めるため、カイの側にいること、ただそれだけ。屋敷で籠の鳥となるサクラだが、持ち前の聡さと思いやりが冷徹なカイを少しずつ変えていき……。 すれ違いながらも愛を求める二人を、神々しいまでに美しく描くシンデレラロマンス。 【登場人物紹介】 サクラ 名門貴族の不遇な令嬢。散歩と、小さな使い魔アシュと戯れることが好き。 カイ 大国キリングシークの第二皇子。数々の戦を制し、「漆黒の軍神」と呼ばれる。
ユーザーレビュー
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ネタバレ 購入済み
んん?
原作未読なのでこれからどうなるかわかりませんが、少なくともヒーローはヒロインに惹かれている気がするのですが、、、。ヒロインは立場をわきまえていて鞘として必要とされていると思っているし拗れるパターンでしょうか。
しかし最近は自分勝手なヒーローが主流なのか?と思うほど勝手なヒーローでした。破魔の剣がヒロインの体の中にあるから、剣がヒロインを鞘と認めたからヒロインは俺のものだ!ってどんなジャイアンだ??「俺の物を体に内蔵しているお前は俺の物!」みたいな? -
購入済み
独特の世界観
魔獣がいてそれを倒す力のある人間がいる世界。
特に大きな事件が起こるわけではないけれど、主役2人が想いを通じ合うまでの道のりを味わい深く読みました。
女神のように美しい姉と天使のような美少女の妹を持つ凡庸な娘サクラのコンプレックスには、共感出来るものがありました。