樋口陽一の作品一覧
「樋口陽一」の「「憲法改正」の真実」「リベラル・デモクラシーの現在 「ネオリベラル」と「イリベラル」のはざまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「樋口陽一」の「「憲法改正」の真実」「リベラル・デモクラシーの現在 「ネオリベラル」と「イリベラル」のはざまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
清宮四郎と宮沢俊儀は戦後日本の憲法学のスタンダードを築いた両雄だが、二人は戦前の憲法学をリードした美濃部達吉の高弟であり、日本の公法理論に陰に陽に大きな影響を与えた純粋法学者ケルゼンからも多くを学んだ。清宮は美濃部、ケルゼン、宮沢を「憲法学の二師・一友」と呼んだが、本書は彼らの共通点より、むしろ微妙な、ある意味では決定的なズレを意識して読むことで愉しみが倍加する。宮沢はケルゼンから学んだイデオロギー批判の手法を用い、科学としての法律学(=純粋法学)の立場から師美濃部の学説を形而上学と断じ、その克服を企図した。清宮はケルゼンから法の究極にあるものとして「根本規範」を受け継ぎながら、それを換骨奪胎
Posted by ブクログ
自民党てなんで憲法改正てなんでするの?
憲法て難しい。
そんな疑問があるかと思いますが、その疑問を解決するのがこの本だと思います。
内容は憲法についてと自民党の憲法改正の裏側をなどを語っています。
正直言うとかなり恐怖です…
特に自民党の世襲議員の憲法に対しての知識のなさや大物議員の高市や片山さつきのとんでも発言…
読めば読むほど恐怖と唖然する。
小林節さんが呆れる理由がわかります。
(妖怪の孫でも小林節さん出てます)
また、自民党改正案と日本国憲法を比較しながら、わかりやすく語っております。
さらによく話題になる緊急事態条項もなぜ危険なのかもよくかかれています。
憲法改正の議論はどうしても法
Posted by ブクログ
憲法は一般的に国会で作られている法律と異なり、その上位にあるものであることを改めて認識できた。
なんとなく知っているつもりでもそれができた経緯や世界での考え方について歴史から説明があって理解しやすかった。
この本は護憲派と憲法学者と改憲派として自民党の憲法勉強会に何度も呼ばれていた憲法学者の2人の対談で読みやすかった。
改憲派の方も自民党の憲法に対する認識を目の当たりにして今の政権には改憲してほしくないと反対に回ったのだそう。
憲法は権力者が暴走しないように制限をかけるために作らることが世界的にも多数派である中、自民党は自分たち権力者に対してはその制限を軽くして、さらには愛国心(現在の草案で