作品一覧

  • 北朝鮮の核、日本の「核」
    -
    1巻305円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 緊急対談「日本は『非核一・五原則』を選べるか」手嶋龍一×佐藤優/「『持ち込み』から共同保有まであらゆる議論が必要だ」石破 茂/往復書簡「『日本核武装論』はいかに議論すべきか」渡部恒雄×櫻田淳/対談「『保有国』北朝鮮に、大国・中ロの思惑は」礒崎敦仁×小泉悠/「『潜在的核保有国』日本の行方」小林泰明
  • 「常識」としての保守主義
    4.3
    1巻660円 (税込)
    保守主義とは何か。頑迷に旧いものを守る思想ではない。右翼やタカ派とイコールではない。ましてや、特定の国や人種を排除する偏狭な姿勢でもない。伝統を尊びつつも、柔軟かつ大胆に新しいものを取り入れ、中庸を美徳とする――その本質を、成立の歴史や、ド・ゴール、吉田茂等の代表的保守政治家から学び、これからの可能性を探る。混迷を極める政治状況を考えるうえで必要な視点を提示する、濃厚かつ刺激的な一冊。

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  • 漢書に学ぶ「正しい戦争」
    4.0
    1巻799円 (税込)
    「普通の国」=「軍国主義への道」か? 「対北朝鮮柔軟政策」=「国賊」か? 保守論壇でデビューした国際政治学者が、古代中国の知恵を借りながら、情念の支配する安全保障論議に独自の視点で切り込む。戦乱に明け暮れた2000年前の中国の知恵は、現代日本人に何を教えるのか。「タカ派」でもない「ハト派」でもない第三の道=「フクロウ派」を目指すユニークな戦争論。

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  • 「常識」としての保守主義

    Posted by ブクログ

    元は自由民主党の機関紙向けに連載されていたとのことで、
    "保守"という概念について入門的な観点でまとめた一冊となっています。

    それもあってか、非常に理解しやすい内容で、スルッと入っていけました。

    - 「左翼」は、社会の変革を急激かつ劇的に推し進めようとするのに対して、
      「右翼」は、その変革には概ね慎重な姿勢を示し、それを推し進める際にも漸進的である

    日本においては、左翼は社会をより良い方向に変えていく前向きな勢力、
    右翼はそれに頑迷に反対するだけの後ろ向きな勢力、的な印象付けが強いと思います。

    そういった意味で日本では、左翼の偏狭性、右翼の堅実性は、それぞれ薄

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    2012年09月05日
  • 「常識」としての保守主義

    Posted by ブクログ

    自民党下野の時代に「保守」とは何かを考へる時宜を得た本だ。

    『日本においては、政治家は、「『民』に選ばれて『臣』に連なった人々」である以上、政治家に要請されるのは、「臣」としての感覚や作法である。』これが本書の肝である。そして「観念の遊戯」に陥る事なく、「時代の要請」に応へるのが保守主義の役割であると論じる。

    著者の文章は最近益々磨きが掛かってきたと感じる。読み応へのある本であった。

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    2012年03月25日
  • 「常識」としての保守主義

    Posted by ブクログ

    「ブサヨ」を攻撃する本でも,「ネトウヨ」を勇気づける本でもない。
    本書は,自由,多様性及び伝統(日本であれば皇室がそのひとつ)を重視し,あるイデオロギーを信奉又は排斥しない姿勢(中庸)を旨として,国民全体の統合を目指す姿勢が保守主義と「評される」という。
    つまり,保守主義という「主義」は成り立たず,保積極的に定義付けできないということか。
    「中庸」を介して仏教との親和性を説く部分もある。

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    2015年01月04日
  • 漢書に学ぶ「正しい戦争」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     いい意味で「朝日らしくない」良書。 著者の主張はタカ派とハト派の中間に位置するフクロウ派。

     その視点から戦前(特に日中・太平洋戦争)を全面肯定し、核武装して何が何でも国軍を持たなければならないと主張するタカ派と、実際に世界各地で戦争・紛争が起こっていることに目を背けてばかりのハト派の両派の不毛な論争を批判する。

     タイトルに『漢書』とあるが、引用はごく部分的。同書の「魏相丙吉伝」で匈奴討伐に踏み切ろうとした宣帝に対して諌言を行った魏相の「五兵」の観点から軍事の効用、安全保障、外交、「正義」、「平和」の定義などについて語ります。「五兵」とは以下の五つ。

    ・「貪兵」…他人、他国の財産や土

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    2011年06月06日
  • 「常識」としての保守主義

    Posted by ブクログ

    保守主義とは?政治に関心が高くなっているこの時期に読んでいる.自民党の機関紙に長期間連載されたものを下敷きにした新書.保守主義と呼ばれるものを整理し,保守政治家を紹介し,保守を解釈・理解するための共通の諒解を提示し,保守の可能性を示していた.頭の中で理解し考えていること(理想?)と,実際の行動(現実?)の整合性は,保守主義の政治家以外でも課題になることを再確認した.

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    2012年07月16日

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