渡部昇一の作品一覧
「渡部昇一」の「渡部昇一遺稿 幸福なる人生――ウォレス伝」「学問こそが教養である」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「渡部昇一」の「渡部昇一遺稿 幸福なる人生――ウォレス伝」「学問こそが教養である」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
渡部昇一、谷沢永一、知という知の巨人たちが「孫氏」を語る。知識があるだけでなく、それをどう活かすべきかについて、太平洋戦争に例を取りながら解説している。それが会社の経営にも通じるところが多分にあってとても勉強になる。参考にしたいと思うところが多すぎるので自分にとって戒めになる3つだけ。
■兵は詭道なり…正直なだけでは生き抜けない
■主は怒りを以って師を興すべからず…一時の感情で行動を
興すな
■半ば済らしめて之を撃たば利なり…宋襄の仁(ええかっこ
しい)では勝てない。
年初に読んだ高橋是清の本に出てきた、日露戦争時に日本に金を貸してくれたユダヤ人投資会社クーン・レーブが1940年に日本に
Posted by ブクログ
本書は、薄く広く日本の歴史を辿っただけで面白くもなんともない凡百の類書とは一線を画す。多くの日本史の本が面白くないのは、日本の歴史を学ぶという視点で書かれているためだ。それでは教科書的で面白くないのである。
一方、本書は歴史から学ぶという視点で書かれており、また、渡部昇一先生の解説が通り一遍の解説とは違うので、為になるし面白い。
自分の国の歴史を知ることは、アイデンティティに大きな影響を与える。日本人にとって必読の書であるので、多くの人に読んで頂きたい。時間がない人は、渡部先生が最も力を入れてきた第4章の近代と第5章の現代だけでも読んで頂きたい。
Posted by ブクログ
巻末で八木氏は本書について<「日本を讒する人々」、すなわち祖国をあしざまに罵り、その名誉を侵害する人々、なかでも「現実主義」を唱えて何も現実を変えないことの言い訳としている政治家や知識人を、本書では具体的な根拠挙げつつ実名で指弾
した>と述べる。本書でいう「日本を讒」している人々とは左翼ではない。保守とされることの多い言論人である。本書発刊の平成21年には、民主党大勝による政権交代や田母神論文事件などがあり、政界や言論界を大きく揺るがした。それらの動きを巡り、情熱も理想もない口舌の徒が垂れ流す言説を、愛国保守主義の立場から厳しく論難している。その矛先は多数に及ぶが、いずれもリアリズムを標榜し、