作品一覧

  • 一気に流れがわかる世界史 「中心」の移り変わりで読み解く
    5.0
    1巻950円 (税込)
    本書は、世界史の5000年余りの大きな流れをつかむための本である。初心者でもとことん読みやすいように書かれているので、大人の学び直しのテキストとしても、大学受験の勉強をはじめる前の手引書としても、有益である。世界史の授業では「あれもこれも」と詰め込みすぎるため、うんざりした人も多いのではなかろうか。これに対し本書は、つぎの方針で書かれている。 ●(1)こまかい年号や名詞にとらわれない。 ●(2)各時代におおいに繁栄した「中心」といえるようなメジャーな国をおさえることに徹する。「中心」とは、たとえば古代ギリシア、ローマ帝国、秦・漢などの中国のおもな王朝、イスラムの帝国、ルネサンス以降のヨーロッパ(とくにイギリス)、そしてアメリカといった国・地域。 ●(3)これらの「中心」の移り変わりを追いかけていくと、世界史の大きな流れがみえてくる。 そして、「新しい繁栄の中心」は従来の「中心」の「となり」に移るという、いわば「となり・となり」の関係にあるとし、この視点で世界史をみわたすと、一つのつながった物語になるというのである。 『一気にわかる世界史』を改題の上、大幅に加筆・修正してわかりやすさ・読みやすさを追求した文庫版。作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が、「世界史の本質をつかめる素晴らしい作品。『中心』の変遷から世界史を動的にとらえる秋田史観は、面白く、役に立つ」と絶賛している。
  • 自分で考えるための勉強法
    -
    1巻440円 (税込)
    この本は、「〈自分で考える〉ための勉強法」をテーマにしています。 「勉強」というと「試験などのためにがまんしてするもの」というイメージを持っている方も多いでしょう。 しかし、この本でいう「勉強」の目的は「自分で考え、判断して主体的に生きていくためのアタマをつくる」ということです。 それは、誰かに押し付けられてする勉強ではできません。また、「教養を豊かにしよう」といった問題意識のゆるやかな勉強とも異なります。 勉強のポイントは4つあります。  (1) 興味のあることを勉強する  (2) よい先生をみつけ,徹底的に学ぶ  (3) 「科学とは何か」といった「本質」を押さえる  (4) 勉強の成果を文章で表現する これから、この4つのポイントについて、掘り下げていきます。 この本は、ひと息で読める短い断片の集まりです。好きなところからひろい読みしてください。ひろい読みして、「いいな」と思ったら、はじめから順を追って読んでみてください。 (本書「はじめに」より)
  • 四百文字の偉人伝
    -
    1巻440円 (税込)
    偉人とは「それぞれの分野で著しい業績をあげ、歴史に名を残した人」のこと。 古今東西、あらゆる偉人101人を(「反面教師的に名を残した人」「功績も罪悪も大きい人」も含む!)400字で紹介! それぞれの偉人の様々な生き方を通して「ものの見方」を学べ、ときに元気と勇気を与えてくれる一冊。
  • 一気に流れがわかる世界史 「中心」の移り変わりで読み解く

    Posted by ブクログ

    とても分かりやすい本でした。
    世界史の中の、中心と呼べる国や地域を軸とし、その時代を観察し、また新しい国や地域が「となり、となり」によって移っていく法則がとても分かりやすかったです。
    また、アメリカと太平洋を挟んで、「となり」に日本も存在し、欧米とくにアメリカの影響を多く受けていることにも深く納得がいきました。どこまで時間が経過しても、結局は距離の近さで国と国の関係が構築されるんだと気づかされました。
    ありがとうございました!

    0
    2024年04月16日
  • 一気に流れがわかる世界史 「中心」の移り変わりで読み解く

    Posted by ブクログ

    今までいろんな世界史の本を読んでも中々整理できなかった大きな流れを初めてスッキリ整理できた。アハ体験という言葉がぴったり。素晴らしいです。
    ●前3500頃〜前500頃・・・西アジア
    メソポタミア→エジプト、インダスに
    メソポタミアのウルク→アッカド王国→ヒッタイト帝国→アッシリア→アケメネス朝ペルシア
    ●前500〜500ギリシャ、ローマ
    ペルシアの隣→ギリシア→ローマ
    ギリシア文明を取り込んで発展
    300年頃から衰退→分裂→東ローマが中心に
    この間栄えたのが漢
    ●500〜1500イスラム
    ●1500〜1800スペイン、イタリア→オランダ→イギリス
    ●1800〜イギリス→アメリカ
    No.2のドイ

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    2024年04月06日
  • 一気に流れがわかる世界史 「中心」の移り変わりで読み解く

    Posted by ブクログ

     世界史を中心的な大国の移り変わりでみると、その流れがよくわかるということがよくわかりました。メソポタミアからギリシャ・ローマと中心が移り、そしてイスラムの勃興とともに文化的な中心もイスラムに移る。そしてそのイスラム世界を飛び越えようとした大航海時代を経て西欧にその中心が移り、世界大戦を経てアメリカに移るというふうに、世界の覇権は「となり・となり」と移ることになるというのはわかりやすい。東洋世界も「となり・となり」の原則はいきている。
     考えてみれば影響を受けるのはとなりなのだから、隣が超一流であれば次に超一流になるのはとなりになるのは当たり前のことだ。アメリカの次の中心は隣の日本?っていうの

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    2024年02月24日

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