リカル・ザプラナ・ルイズの作品一覧
「リカル・ザプラナ・ルイズ」の「人類の物語 Unstoppable Us」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「リカル・ザプラナ・ルイズ」の「人類の物語 Unstoppable Us」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
この本を、すでに世を去った人々、今を生きている人々、そしてこれから生まれてくる人々、すべてに捧げる。
私たちの祖先が、今ある世界を作りあげてきた。未来の世界がどんなものになるかを決めることができるのは私たちだ。
もくじ
時間のながれ
献辞
はじめに そんなの不公平だ
そしてそれは、ほんとうにあった物語だ
第1章 すべてを支配する
・世界を変えた植物、穀類、コムギ
・かわいそうな動物の金メダル、銀メダル、銅メダルを決めるを分け合うのは、ウシ、ブタ、ニワトリではないだろうか。
・農耕民は動物を、人間の役に立つ間だけ生かしておく。何年かは長生きさせてもらえる。でもそのために動物たちが払う代償は大き
Posted by ブクログ
人間が「想像力」を駆使することで他の動物たちを支配し、環境を激変させるようになったことを描いた前作に続き、今回は「格差」がなぜ生まれてきたのかを解説しています。
それは、人間の「スーパーパワー」である想像力と、それによって作り出された「物語」を共同体のメンバーが信じてきたこと、その物語に基づいて農耕を始めたことで「意図せざる結果」が生まれそれによって格差が広がっていったことなど、人類の歴史の根本的な流れが平易な文章で書かれています。
現代社会で、多くの人々が信じている「共通の物語」がどのように広まったのか、その点についての解説は「別の物語」とのことで、次巻も期待したいと思います。
Posted by ブクログ
私たちが歴史を学ぶ意味を改めて考えさせてくれる一冊です。1人では大した力を持っていない(野生動物と一対一で向かい合えば、たいていの場合は勝つことができないくらいひ弱な)「人間」という生物が、地球を文字通り「支配」し、多くの動物を絶滅に追いやり、地球環境を破壊するほどのパワーを持つことができたのはなぜなのか。
人間だけがもつ、そのパワーの正体と、それがどのように他の生物を圧倒して地球環境を激変させてきたのか、人類の「発展」の歴史(と、それによってもたらされた悲劇)を、小学生高学年くらいから中学生の子どもでも分かるように丁寧に説かれています。
考古学の発見から想像できること、たぶん「確かだろう」
Posted by ブクログ
ホモサピエンス全史が多くの人の心を打つのが分かる。児童図書のこの作品で十分なくらい楽しい。
Audibleで拝聴後、子どもに読み語りしたくて即ポチ。
しかし、届いてみて絶望。
人間がちょっとやそっとで音読できる量ではない。そりゃそうだ。Audibleでも5時間分。2時間弱だと思っていたのは3.3倍速で聞いてるから。(プチ承認欲求)
ガチで読んでも向こう3ヶ月はかかるぞ。毎日くちびるをカサカサにしながらだ。唯一の利点は、読んでる最中に子どもが全員撃沈することくらい(笑)
人類を地球の支配者たらしめたスーパーパワーとは一体何だったのか。私からしたら、その絶滅の量産にどんな悪意があったのかと思
Posted by ブクログ
‘’ここで覚えておいてほしい話が二つある。
一つ目は、人々が力を合わせるためには物語が必要なこと、そして二つ目は信じる物語を変えることによって力を合わせる方法を変えられることだ。だから私たちはアリよりもずっと強大な力を誇っている。それが私たちのスーパーパワーだ。’’
ホモ・サピエンス(自分たちで賢い人って言っちゃうちょっと厚かましい私たち)が1人1人は微力でも、「物語」を使うことによってを力を合わせることができるようになった。たとえ目に見えないもの、触れないものでも、その存在を信じることができた。そしてこの地球の覇者になった。
この人の能力は他の動物にはないもの。
私たちがこの力を使って、