作品一覧
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4.0
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
子どものころのガンジーが、さい食主ぎ者なのに、お肉を食べてしまっていいのかなと思った。ガンジーは、お肉を食べなくて体が小さいからイギリス人に負けちゃうと思って食べたんだけど、それでもだめなんじゃないかな。家族みんなずっとさい食主ぎ者で、それを大事にしてたから、守った方がいいのかなと思った。ガンジーもほんとはわかってたけど、悪い人と付き合っていて、お肉もいいのかと思っちゃったのかも。ぼくも、本当は悪いとわかってても、つられてしまうこともある。
インドがどく立するため、イギリスの商品を買わないように、こうぎをしているガンジーがかっこよかった。
さべつとたたかう人はみんな暗さつされちゃう。かわいそう -
Posted by ブクログ
中公新書で読もうと思ったときには品切れになってしまい、今般学芸文庫入りしてやっと入手できたことが、まずもって嬉しい。
セポイの反乱という言い方は古いらしい。インド人兵士=シパーヒーによる蜂起で始まったインド大反乱。始まった年代と、イギリスの直接統治になったことくらいしか記憶に残っていなかったので、本書を読んで、この反乱の全体像がだいぶイメージできるようになった。
反乱軍がムガール帝国皇帝を担ぎ出したが、その皇帝自身も一族で指揮官として担がれた者たちも実際の役には立たず、また反乱側も一枚岩ではなかったため統一的な行動が取れず、それが結局はイギリスの反攻を許してしまう結果になったことなど -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!1857年の「セポイの反乱」、教科書で銃の薬包に豚の脂が塗ってあったのが原因、と書いてあったのを覚えているくらいだったけど、実際の複雑な経緯と推移がすっきり書かれてあって楽しく読めた。一人の兵士が馴染みの娼婦に反乱の計画を打ち明けるところから始まり、闇夜に村から村と渡っていくチャパティの噂など臨場感たっぷりの筆者の語りに引き込まれる。皇帝・大地主・中小の地主・兵士・農民といった立場と地域によってさまざまな思惑と行動があり、一時はイギリスを圧倒する大反乱につながり、そして瓦解していく…。皇帝などの反乱にかかわることになった重要人物たちの本心や思惑は謎が多いということだけど、そんな話の